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2004 年度 実績報告書

日中戦争期における中国の社会・文化変容

研究課題

研究課題/領域番号 15330033
研究機関早稲田大学

研究代表者

平野 健一郎  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40012463)

研究分担者 内田 知行  大東文化大学, 国際関係学部, 教授 (80193895)
伊香 俊哉  都留文科大学, 文学部, 教授 (80347369)
貴志 俊彦  島根県立大学, 総合政策学部, 助教授 (10259567)
小浜 正子  日本大学, 文理学部, 教授 (10304560)
土田 哲夫  中央大学, 経済学部, 教授 (40227418)
キーワード日中戦争期の中国 / 中国の社会・文化変容 / 日中文化関係 / 戦争期中国における都市空間 / 戦争期中間における公共空間 / 戦争期中国における対外観 / 日本占領区
研究概要

本研究計画は、日中戦争期の中国における社会・文化変容の諸相を、新しい資料とアプローチを用い、国内・国際の研究交流を通じて、総合的に明らかにしようとするものである。最終的には、中国・台湾・米国の研究者を交えた国際学術会議を開催する予定であるので、本年度も昨年度に続き、日本国内ですでに萌芽的な研究を開始している若手研究者の研究報告を中心とする公開研究会を10回開催した。
10回の研究会のうち5回は、研究分担者による研究報告であった。高田幸男は日中戦争期に中国教科書政策を分析した。土田哲夫は日中戦争期の国民党宣伝部の組織・活動を分析した。川島真は満州国におけるラジオ放送の変化を追跡した。貴志俊彦は戦前中国を対象とする絵はがきのデータベースを構築した。内田知行は日中戦争下の山西省における交通手段の変化の考察した。研究分担者以外による研究報告には「国際連盟保健機関と上海の衛生-1930年代のコレラ予防-」「戦時期上海の百貨店業と商業文化」「抗日戦争期の中国の映画統制-中国国民党宣伝部を中心に」旧中戦争期、国民政府の基層社会統治-新県制を中心に-」「日中戦争期の中国における日本研究と日本イメージ」があった。
資料発掘面における国際協力の準備として、前年度に続き、当該時期に刊行された多様な雑誌から関連記事をリストアップし、資料集を作成した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2005 2004 2003

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 抗戦期の国民党中央党部2005

    • 著者名/発表者名
      土田 哲夫
    • 雑誌名

      民国後期中国国民党政権の研究(中央大学人文科学研究所編)

  • [雑誌論文] 戦後台湾の対外ラジオ放送政策2004

    • 著者名/発表者名
      川島 真
    • 雑誌名

      Intelligence 4号

  • [雑誌論文] 重慶国民政府の教科書政策-とくに審定制と戦時教育課程をめぐって-2004

    • 著者名/発表者名
      高田 幸男
    • 雑誌名

      重慶国民政府の研究(石島紀之・久保亨編)

  • [雑誌論文] 日本軍占領下の中国山西省における鉄道建設と鉄道経営2003

    • 著者名/発表者名
      内田 知行
    • 雑誌名

      鉄道史学 第21号

      ページ: 1-17

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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