研究課題/領域番号 |
15330039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
篠塚 英子 お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (10196397)
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研究分担者 |
大森 正博 お茶の水女子大学, 生活科学部, 助教授 (40286000)
永瀬 伸子 お茶の水女子大学, 大学院・人間文化研究科, 助教授 (30277355)
御船 美智子 お茶の水女子大学, 生活科学部, 教授 (10200106)
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キーワード | ジェンダー / 社会保障 / 社会統計 / 家庭内の所得配分 |
研究概要 |
1.「ジェンダー統計」という関心視点を持って既存の統計資料をレビューすることと、国内の統計だけではなく、グローバルな視点からジェンダー統計の現状とその方向性を探ることをめざした。具体的には、専門家からジェンダー統計の現状と問題点に関して報告を受け、討論を行った。以下に記す3名の講師を招聘し研究会を開催した。 研究会の開催 第1回 平成15年8月6日 国立女性会館主任研究員 中野洋恵氏 テーマ:ジェンダー統計の現状 第2回 平成15年9月18日 東京学芸大学教授 大竹美登利氏 テーマ:インドネシアのジェンダー統計システムの構築とその課題 第3回 平成15年12月25日 ILO東京代表・ジェンダー特別アドバイザー 堀内光子氏 ジェンダーの主流化とは何か:使えるジェンダー統計をめざして 2.本研究の柱の1つである社会保障制度の国別特徴づけをジェンダーの視点で行うために、社会保障の先進国といわれるオランダとスウェーデンにて聞き取り調査を行う。 海外調査 オランダおよびスウェーデンのジェンダーを考慮した社会保障制度、特に医療制度に関するヒアリングを行う。期間は平成16年3月24日から3月31日。訪問先はエラスムス大学のエリック・シュット教授とアムステルダム大学のヘティ教授にオランダの事情をヒアリングする。 またスウェーデンでのヒアリング調査は、Stockholm School of Economicsにて行う。
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