| 研究概要 |
文献レビュー、さらに展開された概念構成及び調査国での諸手配に基づき、2004年4月から2005年2月までに主として以下のフィールド調査を実施した。
(1)データ収集のため、日本、中国、タイ、フィリピンにて、1000人の消費者を対象としたアンケートとフィールド調査
(2)日本、中国、タイ、フィリピン、米国のスパーマーケットのマネージャー及び関連する政府機関およびNGOへのインタビュー
(3)データ入力及び質的・量的分析の準備
(4)収集したゲータを調査プロジェクトのウェブサイトにアップロード
(5)学会や出版物を通して調査結果を発表
次年度は、収集したデータをさらに発展させた概念と計量経済学および社会民族誌のモデルを用いて分析する。
主として以下の調査結果を含む。
(1)世界有機貿易の傾向と調査国での農業分野での経済的影響
(2)有機食品に対する消費者の嗜好と購入意識
(3)調査国における有機食品生産とその貿易の社会的影響
(4)急速に増加する有機食品貿易に関する国および地域的あるいは国家間の経済政策における変化
今回の調査結果の発表手段として、現在以下の学会発表と出版を計画中。
(1)Ecosud 2005 : Fifth International Conference on Ecosystems and Sustainable Development,3-5 May 2005, Cadiz, Spain
(2)International Symposium on Improving the Performance of Supply Chains in the Transitional Economies,19-23 July 2005, Chiang Mai, Thailand
(3)Sustainable Planning 2005 : Second International Conference on Sustainable Planning & Development,12-14 September 2005, Bologna, Italy
また、"World Organic Trade and Its Impact on Asia Pacific"を執筆・出版する。
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