研究課題/領域番号 |
15330052
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
山田 誠 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (50158218)
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研究分担者 |
皆村 武一 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (00041103)
田島 康弘 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (10117517)
平井 一臣 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (00199027)
北崎 浩嗣 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (80204882)
山本 一哉 鹿児島大学, 法文学部, 助教授 (00284860)
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キーワード | 市町村合併 / 島嶼 / 奄美群島 / 三位一体改革 / 地方交付税 / 地域構造 |
研究概要 |
1.研究の具体的実績 本研究は、奄美群島における市町村合併を対象としたもので、昨年度から継続して行っている。市町村合併問題に対して、主に経済的側面から分析・検討し、従来の市町村合併の分析を超えることを目的としている。 平成16年度の実績は、下記のとおりであるが、平成15年度の調査研究素材をもとに、研究を更に発展させ、成果を問うために、その実績を出版という形で結実させた。 (1)個別実地調査(奄美地域、長野県山口村・岐阜県中津川市、北東北) (2)鹿児島大学公開シンポジウムとの連携(11月、沖永良部和泊町) (3)本研究における本の出版(山田誠編著『島嶼の経済社会と市町村合併-合併にゆれる奄美群島と地域構造-』) (1)個別実地調査 個別実地調査では、昨年度に形成された各自のそれぞれの課題を解決するために、奄美地域を中心に行った。また、今年度は、県境を越える合併にも調査領域を拡げ、実際に越県合併が実施された長野県山口村と岐阜県中津川市と、北東北3県で合併構想のある北東北へ調査に赴いた。それによって、県境を越える合併における奄美地域との比較検討を行った。 (2)鹿児島大学公開シンポジウムとの連携 11月に沖永良部和泊町で開催された公開シンポジウム「新しい奄美世界の創出」は、鹿児島大学学長裁量経費(学長プロジェクト)によるものであるが、本研究の発表の場として、このシンポジウムと密接に連携し、協力を行った。 (3)本研究における本の出版 2年間におよぶ奄美地域の市町村合併に関する調査研究をまとめたものを本の形で出版した。 2.到達した研究成果 到達した研究成果は、上記の(3)の出版物に集約されている。そこでは、既存の行政区域にこだわらず、奄美群島内のより明確な経済的市町村特性を取り出すことができたし、奄美地域の社会地域構造の分析の中から、奄美地域の特質を探り、地域活性化策の提言も行っている。
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