• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2003 年度 実績報告書

産業集積地域におけるクラスター発展の可能性に関する地域比較・国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 15330053
研究種目

基盤研究(B)

研究機関大阪市立大学

研究代表者

植田 浩史  大阪市立大学, 大学院・創造都市研究科, 助教授 (10213357)

研究分担者 長尾 謙吉  大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 助教授 (50301429)
本多 哲夫  大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 助教授 (50336799)
中瀬 哲史  大阪市立大学, 大学院・経営学研究科, 助教授 (40274352)
義永 忠一  桃山学院大学, 経済学部, 講師 (00351677)
桑原 武志  大阪経済大学, 経済学部, 講師 (90351436)
キーワード産業集積 / クラスター / 中小企業
研究概要

研究の初年度である今年度に実施したことは下記のとおりである。
第1に、国内調査として北海道の札幌、旭川、函館の調査を夏に実施した。札幌については、北海道中小企業家同友会産学官連携委員会の活動を中心に、札幌地域の公設試、北海道大学、中小企業支援センターを訪問し、新しい形での中小企業を中心とした産学官連携のあり方を調査した。旭川は古くから家具の産地として知られているが、厳しい環境のなかで長年にわたって家具産地としてのクラスター形成に努力してきた地域の公設試、企業、大学等を訪問し、調査を行った。函館では、地域の特産品である昆布を利用した中小企業家の取組みである昆布研究会について調査を行った。これらの調査結果の一部は、植田浩史『現代日本の中小企業』などに取り上げられている。
第2に、海外調査として中国淅江省、上海嘉定区の調査を3月に行った。淅江省は、中小企業を中心とした成長著しい地域であり、省の中小企業局による政策、企業ヒアリングを実施した。上海市嘉定区は、自動車産業を中心とした産業クラスターが存在する地域であり、区政府やもっとも自動車産業が集積している安亭鎮政府の対応、企業ヒアリングを実施した。調査結果については現在取りまとめ中である。
第3に、大阪市が2002年に実施した市内の製造業企業に対する全数調査である「製造業実態調査」の結果を活用して、クロス集計などを行った。クロス集計は今年度ですでに完成しており、来年度以降分析結果を発表する予定である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 植田浩史: "大都市における産業集積"都市問題研究. 第55巻第5号. 76-86 (2003)

  • [文献書誌] 本多哲夫: "大阪市における中小企業政策"経営研究. 第54巻第1号. 47-81 (2003)

  • [文献書誌] 本多哲夫: "大阪市における地域中核企業"経営研究. 第54巻第2号. 119-151 (2003)

  • [文献書誌] 植田浩史: "現代日本の中小企業"岩波書店. ix+213 (2004)

URL: 

公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi