研究課題/領域番号 |
15330058
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
鈴木 宏昌 早稲田大学, 商学部, 教授 (30187760)
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研究分担者 |
白木 三秀 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (80187533)
石田 眞 早稲田大学, 法学部, 教授 (80114370)
河西 宏祐 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20015837)
清水 敏 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60136207)
篠田 徹 早稲田大学, 社会科学部, 教授 (60196392)
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キーワード | 戦時経済体制 / 賃金統制 / 国家総動員法 / 労働三法の成立 / 電産型賃金 / 金子美雄 / 最低賃金 |
研究概要 |
今年度のグループの活動は(科研費の採択が遅れて決定されたこともあり)、金子資料の再整理と検索技能の導入に集中した。賃金問題の歴史問題の権威、孫田良平先生は週一回のペースで資料の解読や再整理を行なった。特に戦時期の資料に関して分析が進んだ模様である。 前回までの活動で金子資料の保存とデジタル化には成功したが、研究者の利便性を考えるとどうしてもキーワード検索機能が必要となる。しかし古文書の読み取りは不可能と判明したので、ファイルによる分類を行うNTTデータの文書管理システムi-fileを大学の図書室に購入した。この文書管理システムを使い、キーワードによる検索が可能になるものと思われる。たとえば、賃金統制・重要事業場労務管理令という形で資料へのアクセスができるようにしたいと考えている。現状では大分類ごとにファイルを読む必要があり実際的ではない。現在、孫田先生を中心としてキーワードのシソーラスを作成している最中である。 また研究グループ労働問題研究会は2ヶ月に一度のペースで研究会を開き、情報の交換を行っている。
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