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2004 年度 実績報告書

戦時期および戦後初期の労働政策研究

研究課題

研究課題/領域番号 15330058
研究機関早稲田大学

研究代表者

鈴木 宏昌  早稲田大学, 商学学術院, 教授 (30187760)

研究分担者 河西 宏祐  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20015837)
島田 陽一  早稲田大学, 法学学術院, 教授 (80162684)
白木 三秀  早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (80187533)
キーワード賃金制度 / 戦時賃金統制・労働制度 / 国際比較(日米欧) / 経済システムの「連続性」 / 歴史的資料 / 戦後の労働市場 / 賃金政策 / 労働基準法
研究概要

研究実績の概要
本研究の目的は戦時期および戦後初期に賃金政策の形成に大きな貢献をし、賃金問題の権威であった故・金子美雄氏の旧蔵資料を整理し、この期の賃金政策研究を進めることにある。
金子資料は主に1939-1980年代をカバーする膨大な資料であり、大変に貴重な資料が多く含まれているが、断片的な物も多く、系統的な整理なしには一般研究者が簡単に活用できる状況にはなっていない。数次に渡るプロジェクトにより、重要資料保存(紙の劣化が激しかった)のためのデジタル化と整理が行なわれた。
今回の科研費プロジェクト(H15-16年)においては、資料の活用可能性を第一目標にして、資料整理と重要資料の吟味の作業が行われた。幸いにも、金子氏の直接的な協力者であり、賃金問題の権威である孫田良平氏(元労働省、元四天王寺国際仏教大学教授)の全面的な協力を得て、資料の判読の作業が進んだ。
今後の成果発表としては戦時期賃金統制の重要原資料を系統的に選定し、孫田氏に解説をお願いする。解説付きの原資料は報告書の一部としてインターネット上で公開する。戦時期の賃金統制より戦後初期の移行期までの資料は未公開の内部資料を含み、一級の報告書になると思われる。報告書の完成とインターネット上での公開は2005年末を予定している。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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