• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

東アジアの経済発展と中国企業の変貌

研究課題

研究課題/領域番号 15330080
研究機関嘉悦大学

研究代表者

古賀 義弘  嘉悦大学, 経営経済学部, 教授 (30096812)

研究分担者 渡辺 広明  嘉悦大学, 経営経済学部, 教授 (20210932)
平井 東幸  嘉悦大学, 経営経済学部, 教授 (30228762)
青山 悦子  嘉悦大学, 経営経済学部, 教授 (30296058)
和田 耕治  嘉悦大学, 経営経済学部, 助教授 (00350702)
草原 光明  日本大学, 経済学部, 教授 (10096802)
キーワード無錫市 / 慈恵市 / 家電メーカ / トヨタ自動車下請企業 / インキュベータ / 眼鏡産業
研究概要

中国の産業・企業の調査(平成16年8月15〜23日)。主に無錫市・慈恵市に立地する企業への聞き取りと向上見学及び市の政策担当者との意見交換を中心とした調査を行う。無錫市では代表的企業として、小天鵞社(家電メーカーで主力商品として電気洗濯機を生産し現在中国では第4位)の製品開発、経営管理、企業戦略について「もはやハイアールを追い越すのは時間の問題である」との意気込みをもち、同国の典型的な成長企業の実態をみる。また慈恵しでは、同市に急速な産業集積を可能にした背景として金型工業が過去に成立しており、これらの工場経営者(職人層)が一定の自由化の中で資金供給を受けて自立・発展していったことを実証する。
第2回日中韓企業フォーラム(9月23〜25日無錫市)の基調講演への招待(古賀)。この会議は第1回大阪をうけて、3カ国間の企業進出にっいて、相互の協力し合い、情報を交換し、もって投資活動の活発化と緊密な経済交流促進を行うことを目的とするものである。基調講演では、日本企業が日韓へ進出する場合の留意点としていわゆる「資本の論理」のみではなく、当該国民の感情を傷つけないような言動を、社員のみならず企業自身が事前に周知すべきであるなどを述べ、その上で競争と協力関係を緊密にすべきとの提案を行う。
国内調査(第1回盛岡・宮古・花巻地方調査 平成17年2月25〜3月2日、第2回名古屋・福井地方調査 3月15〜18日)。第1回では地方都市における企業活性化政策と工場見学、インキュベータ関連施設の聞き取りにより、産業空洞化の下での企業経営の実態、自治体政策の現状等を調査。第2回は、トヨタ自動車関連の3次下請けの経営、福井・鯖江における眼鏡企業の対外競争下における対応・対策の実態を見て、現況を把握した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 「非正規雇用」の拡大と新たな雇用管理-大手百貨店A社の動向を中心に2005

    • 著者名/発表者名
      青山悦子
    • 雑誌名

      社会政策学会誌 第13号

      ページ: 15

  • [雑誌論文] 自由貿易協定(FTA)とわが国の繊維アパレル産業2004

    • 著者名/発表者名
      平井東幸
    • 雑誌名

      嘉悦大学研究論集 第74巻第1号

      ページ: 13

  • [雑誌論文] 光学機器産業における金融構造2004

    • 著者名/発表者名
      渡辺広明
    • 雑誌名

      日本大学経済科学研究所 紀要 第34号

      ページ: 19

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi