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2003 年度 実績報告書

中国における日系地域統括会社のペアレンティング・モデル

研究課題

研究課題/領域番号 15330084
研究種目

基盤研究(B)

研究機関立正大学

研究代表者

奥村 悳一  立正大学, 経営学部, 教授 (00017815)

研究分担者 森田 正隆  立正大学, 経営学部, 助教授 (70339604)
孟 丹  立正大学, 経営学部, 助教授 (70318707)
山崎 和海  立正大学, 経営学部, 教授 (30158133)
キーワード日系地域統括会社 / 傘型会社・投資会社 / 産業・地域別中国企業研究 / 日系合弁企業 / 価値連鎖ビジネスモデル / ペアレンティング / グループ本社特性 / グローバルな経営戦略
研究概要

本年度研究代表者と研究分担者は、中国における日系地域統括会社(香港と深せん)の役割と機能および日本本社(九州)の統括上の役割と機能等に関する、インタビュー調査に主力を注いだ。これらの調査から得られた知見と、今後の研究の方向を記すと、次の通りである。
1.中国における日系地域統括会社の実態
中国における日系地域統括会社が、地域的に統括している会社は、(1)統括会社の内部にある、日本本社のカンパニーの営業部、(2)関連事業会社であって、統括会社が投資し直接関係のある会社、そして(3)統括会社が投資をしていないが、本社がその地域で事業を展開している会社の三種類である。日系統括会社は、直接指揮し営業に関与する度合いを、これら三種類の会社によって使い分けており、また本社機能として、コンプライアンスへの遵守などリスクマネジメントを行い、そして新規投資と撤退面で一定の権限をもっている。
2.日本本社の統括上の役割と機能の実態
日本本社は、中国へ進出する企業が増大するにつれて、進出企業間の利益の調整を日系地域統括会社に委ねざるを得なくなっている。本社の各カンパニーが実権を持っている場合、そのカンパニーの本部と進出企業との関係は強力であるが、それでも上記コンプライアンスへの遵守や総務・人事・経理・財務の本社機能を、またカンパニー間の現場での利益調整を、中国における日系統括会社に委ねる動きが見られる。
3.今後の研究の方向性-統括会社と日本本社の役割の照合、統括会社の競争戦略-
今後は、さらに調査を重ね、日系地域統括会社と日本本社との間の役割と機能の照合を行い、日本企業のグローバル経営の特色を明示したい。さらに、日系地域統括会社の資源特性に関連づけて、物流面を含めた日本企業の競争優位の戦略を究明していきたい。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 奥村悳一: "21世紀の経営者像、あるべき方向"オフイス・オートメーション学会誌 情報系. 24・1. 47-52 (2003)

  • [文献書誌] 奥村悳一: "中国青島における日系合弁企業の生産拠点と価値連鎖モデル"立正経営論集. 35・2. 1-55 (2003)

  • [文献書誌] 奥村悳一: "物流戦略の基本問題と価値連鎖モデル-環黄海経済圏での物流を中心として-"立正経営論集. 36・1. 1-62 (2003)

  • [文献書誌] 山崎和海: "日本企業の新たなビジネスモデルの展開と中国・青島ビジネス(2)"立正経営論集. 35・2. 93-117 (2003)

  • [文献書誌] 孟 丹: "中国・珠江デルタ地域に関するビジネスモデルの考察"立正経営論集. 36・2. 1-23 (2003)

  • [文献書誌] 奥村悳一編著: "日系合弁企業の組織体制と管理システム-中国・青島を中心として-"立正大学産業経営研究所、多賀出版. 259 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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