研究課題
平成17年度は、当研究「アジア太平洋地域における"知識人材"に関する研究」(H15-H17)の最終年度にあたり、従来の研究調査の総括及び追加調査、企業アンケートの集計整理、これらに基づく意見交換のための国際ワークショップの開催を中心に活動を行った。また、この研究成果をふまえ最終報告書を現在作成中である。研究の具体的実績は以下の通り1.研究会を年度中に6回開催し、アジア主要国の企業における「知識人材」に関する実態について意見交換を行った。2.昨年実施した企業アンケートを今年度も更に追加して、シンガポール、中国、タイなどについて実証可能な回答数を確保すると共に、その計量分析により集計分析表を作成した。3.中国(北京、深セン地区)、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、台湾などについて、企業アンケートをベースにした追加見地調査を行った。4.平成18年2月には、「アジアにおける人材開発」と題して公開ワークショップを行い、海外からの参加者(中国・台湾・タイ)を交えて内外関係者との意見交換を図った。5.最終報告書として、各国別調査報告を中心とした本論、ならびにアンケート分析を中心としたデータ編の2卷を現在編纂中である。なお、本年度の途中、中国を担当していた研究分担者守野友造教授が急逝されたため、主として薜進軍が分担して調査並びに報告書の執筆を行って補っている。(以上)
すべて 2005
すべて 雑誌論文 (3件)
立命館経済学 54
ページ: 170-181
ページ: 200-213
立命館アジア太平洋大学 MOTレポート
ページ: 24