研究課題/領域番号 |
15330102
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
森岡 清志 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (50125358)
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研究分担者 |
玉野 和志 首都大学東京, 都市教養学部, 助教授 (00197568)
安河内 恵子 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (10195696)
伊藤 泰郎 広島国際学院大学, 現代社会学部, 助教授 (80281765)
矢部 拓也 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (20363129)
高木 恒一 立教大学, 社会学部, 助教授 (90295931)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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キーワード | パーソナルネットワーク / 都市度 / 統計的標本調査 / 町内会役職者層 / 事例分析 / 友人ネットワーク |
研究概要 |
本報告書は、三都市(福岡市、熊本市、徳島市)を対象地として実施した統計的標本調査の結果を主なデータとし、その集計・解析の過程で得られた知見を整理し、まとめたものである。回収票は福岡市894票、熊本市1021票、徳島市980票、合計2895票であった。分析は、パーソナルネットワークを従属変数とし、生態学的・社会構造的変数を独立変数とする種々の解析と、家族意識、青年の自立に関する意見、生活ストレス、外国人への態度などの意識・態度項目の都市間比較分析の二つにわけることができる。前者の分析の成果は、報告書の2章〜6章に、後者の分析の成果は7章〜10章にまとめられている。第1章では研究目的、都市度とパーソナルネットワークに関する先行研究の検討、新しい理論仮設の提示がなされ、第2章で、都市度とパーソナルネットワークの分析が、第3章で居住地移動とパーソナルネットワークの分析がおこなわれている。第4章では、ネットワークの支援機能の都市間比較、第5章では集団参加の諸相、第6章では階層的地位とパーソナルネットワークの関連についてまとめられている。第7章〜10章は、家族意識、生活ストレス、青年の自立、外国人の態度について、それぞれ分析の成果がのべられている。本報告書は、パーソナルネットワークに関する有意義な知見を数多く含み、かつそれらを理論的に考察している点で、都市社会学に大きな貢献をなすものである。
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