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2003 年度 実績報告書

北海道における季節労働者の技能形成と雇用問題

研究課題

研究課題/領域番号 15330105
研究種目

基盤研究(B)

研究機関北海学園大学

研究代表者

松田 光一  北海学園大学, 法学部, 教授 (60149036)

研究分担者 木村 保茂  北海学園大学, 経済学部, 教授 (40003959)
キーワード季節労働者 / 季節労働市場 / 技能形成 / 技能資格 / 技能教育
研究概要

本研究は、北海道の季節労働者がおかれている今日的状況を、技能形成と雇用の視点から明らかにすることを目的にしたアンケート調査とヒアリング調査を中心とする実証研究である。初年度にあたる平成15年度は、次年度の本格調査につながる基本的準備段階と位置づけ各機関における聞き取り調査と冬期技能講習に参加している季節労働者を対象にアンケート調査を実施した。
その結果、約8千名に及ぶの調査票を回収することができ、あわせて次年度の面接調査を実施するための基礎データが作成できた。
平成15年度の主な研究実績をあげると以下のようになる。
1.道内の季節労働者の実数と労働行政の対応を知るために北海道労働局において聞き取り調査を行い資料を収集した。また、季節労働に関わる組合の聞き取り調査も同時に行った。
2.北海道と比較をするために、かつてはかなりの季節労働者をかかえ今はその数を大きく減らしている北陸地方の状況を新潟県と石川県の労働局において聞き取り調査を行い資料を収集した。
3.以前は林業関係の出稼ぎ・季節労働者が多いといわれた高知県十和村において、役場職員、村会議員ならびに複数の経験者から貴重な意見、体験談を聞いた。
4.技能教育・訓練の状況を理解するために高知、石川、富山、新潟、千葉各県のポリテクセンターを訪ねヒアリング調査を行った。
5.季節労働者を受け入れている道内外の建設関連企業に対する調査の実施。
6.季節労働者に対するアンケート調査の実施。
7.データ整理のためのパソコン導入と関連機器、分析ソフトなどを充実させデータの入力作業を実施。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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