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2003 年度 実績報告書

男性のケア意識・職業意識がジェンダー秩序の流動化に与える影響に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15330109
研究機関上智大学

研究代表者

目黒 依子  上智大学, 文学部, 教授 (40053631)

研究分担者 矢澤 澄子  東京女子大学, 文理学部, 教授 (62963252)
江原 由美子  都立大学, 人文学部, 教授 (20128565)
岡本 英雄  上智大学, 文学部, 教授 (20119126)
直井 道子  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10073024)
庄司 洋子  立教大学, 社会学部, 教授 (70139351)
キーワード男性のジェンダー意識 / ケア意識 / 父親意識 / 職業意識 / ジェンダー秩序
研究概要

2年度に亘る研究目的は、男性のジェンダー意識を特に男性の持つケア意識及び職業意識という側面を中心に実証することである。そのために、先ず、先行研究の成果に基づく理論的考察を通して、産む性=子育てする性=ケアする性という連鎖のジェンダー性を確認する理論的作業を実施した。その過程において、日本の都市男性3000人を対象とする実査のための調査枠組みの構築及び調査票の作成を行った。この一連の作業は、2003年4月以降12月まで、毎月最低1回の研究会において行った。実査については、経験的に、就労年齢に該当する男性を対象とする調査は、その対象者をランダム・サンプルとして確保することが著しく困難であることから、関連領域において優れた実績を持ち、望ましい成果をあげることが期待できる専門機関へ委託した。また、当初予定していた郵送法によるデータ収集よりも訪問留め置き回収法が高い回収率を得られると判断されることもあり、特に調査票の整備に当たっては、研究会メンバー全体で頻繁な会合及び通信を通して、調整を行った。実査は、2003年12月にサンプリング、調査員による調査は2004年1月に実施した。同年2月にデータ集計を行い、その後、中間分析に至った。
2002年度から継続の専門家対象のヒアリングは、2003年度初期に実施し、その内容を整理して、調査票作成にあたり活用した。ヒアリングによる質的データの収集は、定量調査の経費が予定を越えるため、本年度は削減する結果となった。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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