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2005 年度 実績報告書

グローバル化の過程において-国民国家を越境する公共圏の諸相

研究課題

研究課題/領域番号 15330114
研究機関立命館大学

研究代表者

西川 長夫  立命館大学, 大学院・先端総合学術研究科, 教授 (00066622)

研究分担者 酒井 隆史  大阪府立大学, 人文社会学部, 専任講師 (20343410)
重森 臣広  立命館大学, 政策科学部, 教授 (50235529)
高橋 秀寿  立命館大学, 文学部, 教授 (70309095)
平野 千果子  武蔵大学, 人文学部, 助教授 (00319419)
石原 俊  千葉大学, 大学院・社会文化科学研究科, 助手 (00419251)
キーワード国家 / 都市 / 移動・移住 / 植民地 / 民族
研究概要

15年度に西川が訪欧、高橋(在ベルリン)、中本(在ストラスブール)に会い、グローバル都市と移民問題(特に都市近郊問題)について調査、研究会を行った。さらに、以下の研究会を開催した。1)7月に第1回研究会、高橋秀寿「ヒロシマと戦後国民国家-平和記念公園の比較研究」2)11月に第2回研究会、ノア・マコーマック「都市の近代化と分断-明治期の下層社会の場合」3)12月に第3回研究会、石原俊「ジョン万次郎における法と身体」4)12月に第4回研究会、吉見俊哉「戦後・空間」5)1月に第5回研究会、平野千果子(武蔵大学)「フランス植民地史研究の最近の動向について」を開催した。16年度の研究は西川科研で教員・院生が、8月に中国大連市に訪問し、旧植民地の日本人住宅の調査を行った。11月に台湾高雄市、台北市に訪問した。高雄市では高雄市政府都市計画局担当者と意見交換を行い、台北市では台湾中央研究院で植民地に関する台・日学術会議に参加した。3月にベトナム、ホーチミン、ハノイ市を訪問しフランス植民地時代のベトナムの調査とドイモイ以降のベトナム社会について調査した。17年度は、海外における調査研究を中心に進めてきた。さらに、以下の研究会を開催した。1)5月第1回研究会 大村陽一(立命館大学)「ドイツにおけるトルコ移民の状況」長谷川秀樹(千葉大学)「コルシカにおけるフランス」2)7月第2回研究会 花森重行(大阪大)「植民地都市・上海-堀田善衛をめぐって」萩原一哉・大村陽一(立命館大先端総合学術研究科)「沖縄からの報告」笹田恭史(立命館大)「植民地に関する日本語文献について」西川長夫(立命館大)「新植民地主義とは何か-植民地なき植民地主義について」3)10月第3回研究会 1.酒井隆史(大阪女子大学)「移民とフォーディズム」2.高橋秀寿(立命館大学)「ドイツの『東』戦争体験とロシア観」4)11月第4回研究会 大村陽一(立命館大学)「M・ヘクターの内的植民地主義について」西川長夫(立命館大学)「新植民地主義とは何か2-内的植民地について」笹田恭司(立命館大学)「植民地に関する日本語文献について2」真田桂子(阪南大学)「都市・移民・文学-モントリオールとマイノリティ」5)1月第5回研究会 今西一(小樽商科大学)「植民地朝鮮の買売春」橋谷弘(東京経済大学)「日本の植民地支配と植民地都市」17年度の研究は西川科研で教員・院生が、11月に中国上海市へ訪問、植民地時代の旧租界とグローバル化した上海社会の現状について調査を行った。さらに、西川長夫先生による上海社会科学院で2回の講演・研究会と上海市復旦大学で1回の講演・研究会を行い、中国、日本の両国研究者による研究交流を進めてきた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 多文化主義と<新>植民地主義2006

    • 著者名/発表者名
      西川 長夫
    • 雑誌名

      立命館言語文化研究 17巻3号

      ページ: 141-148

  • [図書] 再生産について-イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置2005

    • 著者名/発表者名
      ルイ・アルチュセール著, 西川長夫, 伊吹浩一, 大中一哉 他訳
    • 総ページ数
      473
    • 出版者
      平凡社

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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