研究課題/領域番号 |
15330126
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
望月 昭 立命館大学, 文学部, 教授 (00166323)
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研究分担者 |
武藤 崇 立命館大学, 文学部, 助教授 (50340477)
佐藤 達哉 立命館大学, 文学部, 助教授 (90215806)
中村 正 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (90217860)
藤 信子 立命館大学, 応用人間科学研究科, 教授
中川 吉晴 立命館大学, 文学部, 助教授 (30340475)
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キーワード | 対人援助 / 連携と融合 / 情報アーカイブ / ヒューマンサービス・プラットフォーム |
研究概要 |
当研究の目標は、対人援助(ヒューマンサービス)に関する教授・援助・援護の3つの機能の階層構造化を念頭に、各領域間の実践的連携・融合を実現し、最終的には「対人援助の科学」を生成することにある。 今年度では、1)情報アーカイブの具体的形態の検討、2)情報の核となるヒューマンクループの立ち上げ、3)福祉調査事例アーカイブの作成、以上3点の研究を行った。 1)情報アーカイブの具体的形態の検討については、福祉施設等における「第三者評価」という実践的課題を対象に、複数の施設関係者による連続講演を素材に、これをweb上(学術フロンティア事業で作成されているHuman Service Platform(HSP)を基礎的フレームとする)で公開し、広く関係者の間で討論を行う仕組みについて、動画配信を含めたハード設定や技術的な問題を検討しながら準備が行われた。コンテンツの開示方法、関係者間の討論を促進しうるweb形態が検討され一般公開に備えている。 2)ヒューマングループについては、立命館大学の心理・教育相談センターとも連携し、「子育て」「援助者」などのグループが試みられ情報交換の方法が検討された。グループについてはさらに、2004年度4月からは、高齢者、子育て、地域支援のNPO法人「伏水サポートネットワーク」と連携し、醍醐地区における「子育て」支援と「介護者」のためのグループを実施する予定で、その情報ネットワークの方法についても検討された。 また、京都市内の養護学校の教員を対象とした情報交換システムについても同様に検討され、ハード上の整備が行われた。 3)福祉調査事例アーカイブについては、1)と同様に、HSP上での公開を念頭に、アーカイブの書式および日常的な入力を可能とするためのシステムが検討され、現在プロトタイプとしての事例が約30件蓄積され、公開に備えている。
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