研究課題/領域番号 |
15330144
|
研究機関 | 独立行政法人大学入試センター |
研究代表者 |
柳井 晴夫 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 教授 (60010055)
|
研究分担者 |
椎名 久美子 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (20280539)
石井 秀宗 東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (30342934)
前田 忠彦 統計数理研究所, 助教授 (10247257)
池田 輝政 名城大学, 教育学部, 教授 (90117060)
箱田 裕司 九州大学, 大学院・人間環境院, 教授 (50117214)
|
キーワード | 学習意欲 / 学力低下 / 非対称多次元尺度法 / ロジスティク回帰 / 教科科目の履修の必要性 / 学習に必要とされる資質 / 日本語基礎能力 / 卒論テーマの選択 |
研究概要 |
2005年8月に研究会を開催した。分担者の九州大箱田裕司氏より、「卒業論文テーマ選択にみる自主性の経年変化」の発表があった。2006年2月には、長崎県の教育センターで開催された「大学入学前に培うべき資質・学習意欲に関するシンポジウム」を共催し、研究代表者(柳井)と研究分担者(渡部・石井)が2004年に実施した全国教員に対する学習意欲・学力低下に関する調査結果を発表した。2006年2月下旬に、研究会を開催し、3年間の研究のまとめとなる報告書作成のための打ち合わせを行い、下記の目次による報告書(全部で258頁)を作成した。さらに、2004年の教員調査の際に自由記述欄に記載されていた内容を、大学の設置形態(国立、公立、私立)、学部別に並べて記載した小冊子「大学生の学習意欲と学力低下に関する実証的研究」を補足資料として作成した。 第1部 大学生の学習意欲と学力低下に関する調査結果 第1章:総合報告:柳井晴夫・石井秀宗・椎名久美子・伊藤圭・鈴木規夫・荒井克弘 第2章 大学生の学習意欲と学力低下に関する調査結果の分析-前田忠彦 第3章 教員所属専攻別の分析 岩堀淳一郎 第4章 学力低下の内容分析-非対称多次元尺度構成法を用いた分析 岡太杉訓 第5章 長崎教育センター「大学入学前に培うべき資質・学習意欲に関するシンポジウム」-入試改善の視点を踏まえて- 柳井晴夫・石井秀宗 第2部 実証データを用いた学力低下の分析 第6章 日本語基礎能力の経年変化 倉元直樹 第7章 卒業論文テーマ選択にみる自主性の経年変化 箱田裕司 第3部 学力低下問題再考-今後の課題 第8章 教育接続からみた日本の学力低下問題再考 池田輝政 第9章 今後の大学教育の在り方をめぐって-終わりにかえて 柳井晴夫
|