研究課題
基盤研究(B)
研究成果報告書は、.本編(308頁)、別冊1(168頁)、別冊2(210頁)からなりたつ。本編の内容は、研究の経緯、外国人児童生徒の在籍に対応した教育実習の実験的実施、群馬県での日本語支援の実態、他県(神奈川県)での実践、心理学的知見、ブラジルの初等教育改革、ブラジルの算数教育である。別冊1は、平成16年8月に実施した研修講座「日本語指導が必要な児童生徒の可能性を拓く」の内容を収録したものである。内容は進路指導のあり方、生徒の高校受験体験、年少者の日本語教育のあり方に関するものである。別冊2は、平成17年8月に実施した研修講座「日本語指導が必要な児童生徒の可能性を拓くパート2」の内容を収録したものである。内容はバイリンガル教育、ぐんま国際アカデミーの英語イマージョン教育、群馬県内の実践の紹介であった。本研究では計画段階から教育実習を実験的に実施することに力点を置いてきたが、第3年度に実施した教育実習の詳細な記録は本編に収録している。別冊1,2に収録した研修講座は、研究の過程で現場からの希望をいれて実施したものであるが、また学校現場に関する情報を収集するという機能も果たしており、本研究の調査方法の1つとなった。平成16年度の研修講座では、群馬県内のいくつかの中学校で成果の上がった進学指導の様子が明らかになった。17年度の研修講座では、参加者のバイリンガル教育に対する理解がかなり改善されるとともに、任用されているいわゆるバイリンガル教員の職務のあり方について検討の余地があることもあきらかになった。
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群馬大学教育実践研究 22
ページ: 241-264
Gunma Daigaku Kyoiku Jissen Kenkyu Vol.22
Research Report-Workshop "Exploration of Possibility of the students Who Need Japanese Language Education" (Furuya Laboratory, Faculty of Education, Gunma University)
ページ: 1-168
愛知県教育大学国際交流委員会 2003年度シンポジウム「地域在住学国籍児童・生徒の教育と教員養成大学の役割」報告書
ページ: 8-22
パネルディスカッション「多文化共生と学校教育」 学校に行こう!すべての子どもの未来と自己実現のために報告書
ページ: 19-38
教育実習研究 第17集
Research Report--Aichi University of Education Committee for International Exchange Symposium 2003 "Education of Foreign Pupils and Roles of Teacher-Training Colleges."
Research Report--Panel Discussion "Multicultural Coexistence and School Education : Go to School for All Children's Future and Their Self Fulfillment!"
Kyoiku Jisshu Kenkyu Vol.17