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2003 年度 実績報告書

近代日本における教育情報の歴史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15330166
研究種目

基盤研究(B)

研究機関高崎商科大学

研究代表者

菅原 亮芳  高崎商科大学, 流通情報学部, 教授 (40348149)

研究分担者 小熊 伸一  岐阜県立看護大学, 看護学部, 助教授 (40221155)
井上 恵美子  フェリス学院大学, 文学部, 助教授 (80259316)
船寄 俊雄  神戸大学, 発達科学部, 教授 (40181432)
キーワード学び / 学びの構造 / 「学校化」社会 / 教育情報 / 雑誌メディア / 学校選択情報 / 学問選択情報
研究概要

本年度は、科研プロジェクト第1年目であり、第3年度から本格的に教育情報誌の書誌的研究、内容分析を行う基礎作業を中心に行った。
(1)2回の研究会を開催した。研究の観点(=取り組み)の明確化、近代日本人の自己形成探求過程において教育情報、とりわけマス・メディアの中でも活字メディアとしての雑誌メディアに焦点を当て、学校選択情報、学問選択情報という観点から雑誌の中でそれらの情報がどのように取り扱われ、どのように人々に届けられ、その後の人生にどのような影響を与えたかを歴史的に、実証的に検証することを共通認識とした。このような観点から各自の研究分担をより明確にした。
(2)(1)の作業の上に文献目録を作成し、先行研究の検討を行い、現段階における教育史研究では雑誌メディアの本格的研究がないことを明らかにした。
(3)(2)の研究分担に従い、各研究分担者は、担当の雑誌メディアの調査と整理に入るとともにデータベースを行った。
(4)また、『近代日本青年期教育叢書』の一部、『大学及大学生』『家の光』『児童研究』『教育年鑑・帝国大学年鑑』の復刻版を購入し、古書店からは『新国民』『受験界』『少女世界』を購入した。その一方で、『国会図書館所蔵明治期刊行図書マイクロ版集成』の一部とfujifilmデジタルイメージプリンターを購入し、さらには国立国会図書館所蔵の受験関係雑誌のマイクロ化を行い研究環境を整備した。
(5)『受験旬報』『蛍雪時代』などの雑誌のマイクロ化は来年度の作業となった。
(6)東京大学名誉教授、日本教育学会会長である寺崎昌男先生をお招きして「日本教育史研究のなかの教育ジャーナリズム研究」というテーマのもとでの専門的知識の提供をうけた。

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公開日: 2005-04-17   更新日: 2016-04-21  

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