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2004 年度 実績報告書

子どもの生活体験の質とコア・リテラシー構造との関連解明:学力問題の新局面を開く

研究課題

研究課題/領域番号 15330168
研究機関大東文化大学

研究代表者

村山 士郎  大東文化大学, 文学部, 教授 (40138566)

研究分担者 船木 正文  大東文化大学, 文学部, 助教授 (60190120)
門脇 厚司  筑波大学, 大学院・人間科学科, 教授 (80015924)
久冨 善之  一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (40078952)
池谷 壽夫  日本福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (90136367)
小澤 浩明  中京大学, 社会学部, 助教授 (60288438)
キーワード生活体験 / 読解リテラシー / 科学リテラシー / 数学リテラシー / コミュニケーションリテラシー / 学習困難児 / 教育実践 / カリキュラム
研究概要

二年度を向かえた本研究は、4つの方向で進められた。
第一は、子どもの生活体験とコアリテラシーの関連の原理的研究である。そこでは、生活構造を時間、空間、社会関係、規範、価値の枠と家族・地域、学校、情報の枠とでとらえた。その生活構造の質がコアリテラシー(読解・表現リテラシー、数学リテラシー、科学リテラシー、市民シテラシー)とどう関連するのかを具体化した。
第二は、戦後子どもの生活誌研究を1945年〜1959年の時期区分において考察した。子どもの生活を「自然・地域」「生活と遊び」「学校生活」「家族と暮らし」「社会」に分節化し、その一次的資料として子どもたちの書いた作文と詩を集めて分析し、小冊子をまとめることができた。
第三は、子どもの生活体験と学力調査を実施した。まだ集計はできていないが、生活体験と学力とのクロス分析が期待される。
第四は、現場教師の参加による子どもの生活体験と学力(リテラシー)の現場的研究をすすめた。そこでは、教室に於ける学習困難児の1年間の観察・分析を試みた。
こうした研究をもとに、3年目には、まとめの作業を進めたい。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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