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2004 年度 実績報告書

初期コメニウス思想の総合的研究〜迷宮からの脱出〜

研究課題

研究課題/領域番号 15330170
研究機関芦屋大学

研究代表者

貴島 正秋  芦屋大学, 教育学部, 教授 (60088698)

研究分担者 太田 光一  会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (40136362)
井ノ口 淳三  追手門学院大学, 人間学部, 教授 (00106014)
相馬 伸一  広島修道大学, 人文学部, 教授 (90268657)
藤田 輝夫  聖徳大学, 人文学部, 教授 (90006594)
キーワード地上の迷宮 / 平安の中心 / パンソフィア / 迷宮からの脱出 / パンパィディア / 平和 / 世界図絵 / 汎知学校
研究概要

北海学園大学の日本教育学会においてラウンドテーブルを開催〜『地上の迷宮』と『平安の中心』〜初期コメニウス思想をめぐって〜して企画者として故藤田輝夫(聖徳大学)提案者・司会者として貴島(芦屋大学)が担当して、ここに太田・井ノ口・相馬を中心にして『地上の迷宮』を中心にしてコメニウスの教育思想を検討した。この大会前に相馬・井ノ口がコメニウ.ス関連の地イギリス・ドイツ・オランダ・チェコなどを訪問し,各国のコメニウス研究者として懇談して、ヨーロッパのコメニウス研究の動向を研究した。この大会以後、井ノ口を除いた太田・相馬・藤田・貴島の4人がチェコ(プラハ・プシェロフ・フルネックその他)を訪問し、コメニウス研究所、コメニウス図書館、コメニウスの教えた学校、コメニウス生誕地を訪れ、コメニウスの歩んだ経路をたどった。特にそれぞれの研究所、図書館におけるコメニウスの著書の初版本、研究書、及び日本人のコメニウス研究書(私を含め、コメニウス研究会のメンバーのものもあった)を目にすることができた。平成17年2月には4人でのチェコ訪問の後、藤田先生の急死があり、先生を偲んで、大阪で全員集合し、その際、芦屋大学貴島研究室でコメニウス関係書を見学、今後の研究のあり方を検討、藤田先生の御意志を生かすためにコメニウスの著書の翻訳書を出版することを企画した。代表者貴島は16年度は本校における多忙と他の先生方の外国での研究の準備に奔走したが、17年は研究発表及び論文提出を行う予定。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「19世紀における『新・世界図絵』に関する一考察2005

    • 著者名/発表者名
      井ノ口 淳三
    • 雑誌名

      追手門学院大学人間学部紀要 18

  • [雑誌論文] コメニウス関係文献目録2003・7-2004・62004

    • 著者名/発表者名
      井ノ口 淳三
    • 雑誌名

      日本のコメニウス(日本コメニウス研究会) 14

  • [雑誌論文] 「青少年」に使用させるために集めた「作法」の「規則」2004

    • 著者名/発表者名
      藤田 輝夫
    • 雑誌名

      日本のコメニウス(日本コメニウス研究会) 14

  • [雑誌論文] コメニウス文献のデジタル・データ化に向けて(2)2004

    • 著者名/発表者名
      相馬 伸一
    • 雑誌名

      日本のコメニウス(日本コメニウス研究会) 14

  • [雑誌論文] ヨーロッパ訪問記2004

    • 著者名/発表者名
      相馬伸一
    • 雑誌名

      日本のコメニウス(日本コメニウス研究会) 14

  • [図書] 『現代教育方法事典』コメニウの『大教授学』(日本教育方法学会編)2004

    • 著者名/発表者名
      井ノ口 淳三
    • 出版者
      図書文化社

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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