研究分担者 |
濁川 明男 上越教育大学, 学校教育総合研究センター, 教授 (10293268)
山崎 貞登 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (40230396)
藤岡 達也 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (10311466)
田島 弘司 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90293266)
釜田 聡 上越教育大学, 学校教育総合研究センター, 助教授 (60345543)
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研究概要 |
本研究は,国際理解を中心に,環境,情報,福祉・健康などの「総合的学習」における諸課題を,身近な素材が豊富にあるはずの学校現場の「地域」フィールドに着目し,内容構成と方法を考察検討することに目的を置いた。そのため,フィールド実地研究に置き,むしろ諸外国における地域実態を把握し,日本における地域実態との比較研究という方法による実践的調査研究を推進して来た。 諸外国のフィールド実地研究は,先進的地域としてのU.KとU.S.A,途上地域としての中国,韓国を選び,現地における国際理解および日本理解の教育プログラム調査を実施してきた。その成果として,16年度は韓国教員大学校との教育研究交流の実績から,「日韓の相互理解と国際理解教育」というタイトルで国際シンポジウムを開催することができた。また,17年度も北京師範大学の研究者を招いて,「日中の相互理解と国際理解教育」という国際シンポジウムを開催することができた。 3年間にわたり,「総合的学習」における諸課題を,身近な素材が豊富にあるはずの学校現場の「地域」に着目して,日本における地域実態との比較研究という方法による実践的調査研究を推進してきた。「地域教育力」を伴う「異文化理解」の学習内容の構成を明らかにすることで,日本の取るべき国際理解教育を検討することに重点を置いた。3年わたる調査・作業・検討を総括し総合的学習の指導計画としての方法論である「地域環境人間学」を,各々の研究分担者の課題別に提示し,基礎的内容構成方法を提示し,全員で成果報告書の執筆にかかり,年度内に印刷の上,関係各機関に郵送して,本研究を終了することができた。
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