研究課題/領域番号 |
15330195
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
多田 孝志 目白大学, 経営学部, 教授 (50341920)
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研究分担者 |
米田 伸次 帝塚山学院大学, 国際理解研究所, 顧問 (30258074)
渡部 淳 日本大学, 文理学部, 教授 (80366541)
大津 和子 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (80241397)
藤原 孝章 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (70313583)
嶺井 明子 筑波大学, 教育学系, 助教授 (80209840)
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キーワード | 国際理解教育 / 歴史的変遷 / 学習領域 / 海外の国際理解教育 / モデル・カリキュラム / 未来への選択 / カリキュラム開発 / フレームワーク |
研究概要 |
本共同研究では、以下を目的とする研究を理論研究分科会と実践研究分科会との協調により進めてきた。 (1)国際理解教育の理論的研究をなし、その概念を明確にしていく。 (2)カリキュラムに関する諸論考を分類・考察し、知見を深め、児童・生徒の発達段階との関連をさせつつ国際理解教育のカリキュラムの特色を明らかにする。 (3)全国規模で国際理解教育の現行カリキュラムを収集・分析し、考察を加え、問題点や課題を把握する。 (4)国際理解教育のさまざまなモデル・カリキュラム案を開発し、提案する。またカリキュラム作成の基本的な考え方や教師のカリキュラムデザイン力、基本的技能としてのコミュニケーション力等について考察する。 3年間の研究の成果として、実践研究分科会では、グローバル時代における国際理解教育の目標、学習領域・内容等を考察し、そこからカリキュラム開発のフレームワークを作成した。それらをベースに、学習領域に対応した多様なモデル・カリキュラムを開発してきた。またカリキュラム開発に関わる、評価、教師のカリキュラムデザイン力等についても考察し、在るべき方向を明らかにしてきた。 理論研究分科会では、国際理解教育の歴史的変遷、関連諸学会の研究の方向や海外の国際理解教育の動向、カリキュラム開発の理論等について検討し・考察し、国際理解教育の概念を明らかにしていった。 なお、研究成果は2冊の報告書にまとめ、また日本国際理解教育学会ホームページでも公開している。
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