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2004 年度 実績報告書

野外学習を通して地学リテラシーを育てるための教師教育プログラムの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15330196
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

谷田部 玲生  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (30311137)

研究分担者 鳩貝 太郎  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
熊野 善介  静岡大学, 教育学部, 助教授 (90252155)
高橋 修  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (20242232)
永田 忠道  大分大学, 教育福祉科学部, 助教授 (90312199)
小出 良幸  札幌学院大学, 社会情報学部, 教授 (50211230)
キーワード野外学習 / 地学リテラシー / 教師教育プログラム
研究概要

本研究の第2年次に当たる平成16年度に行った研究は以下の通りである。
(1)「地学リテラシー」の捉え方についての議論;本研究での「地学リテラシー」は、単に地学的事象の知覚的認識、変化あるいは人間と自然との関わりの認識のみならず、これと深く関わる生物と環境への適応、地理的及び環境倫理的な見方考え方を含める。
(2)第2回教師対象実験授業の実施;平成16年5月に長良川中流域川原で、小学校教師ら60名を「石ころ」、「生物と環境」、「川システム」の3班に分け、「自然に親しむこと」、「課題解決の方法を考えること」、「児童対象野外学習へのヒントを得ること」等を目的として実験授業を実施した。
(3)実験授業参加者のアンケート結果の分析;事前事後のアンケートの比較分析から、「実験授業前後における意識の変化」、「野外学習へやや自信がついたこと」、「観察の視点、着眼点を絞ること」などの知見を得た。
(4)児童対象の実験授業の実施;教師対象実験授業に参加した教員のうち、4名の教師の授業を参観しビデオでの記録、当該教師の授業に関する意見を聴取した。
(5)中間報告書の作成;第2年次までに実施した研究の経過と結果について、プロジェクトメンバー全員が分担して原稿の執筆に当たった。
(6)最終年度研究計画の検討;本研究で提示する教師教育プログラムは、主として小学校教師を対象としたもので、どの地域でも実施可能なスキルの育成に重点を置いている。そのため、他の地域での実験授業を実施してその有効性を検討することとした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 地学教育における自然体験の取り上げ方-自然体験から問題解決学習への発展-2004

    • 著者名/発表者名
      下野 洋
    • 雑誌名

      地学教育 第57巻第4号

      ページ: 103-110

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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