児童生徒の漢字と語彙の習得の実態を調査するために、第1年度として次のことを行った。 1.漢字調査と語彙調査に関する先行文献をすべて収集して調査し、一覧表にまとめた。 2.調査問題を作成するために、小・中・高校教諭と有識者計6名に委嘱して企画委員会を開催し、研究計画について協議した。 3.先行する調査を参考にして、研究計画を立案した。 4.小・中・高校教諭と有識者計24名に依頼して、拡大委員会を開催し、研究計画の妥当性について協議した。 5.拡大委員会の協議結果をまとめ、研究計画の課題と問題点を整理した。 6.研究計画の課題と問題点について、アンケートを作成し、小・中・高校教諭と有識者計30名に郵送した。 7.アンケートの結果を整理し、再度研究計画を立案した。中学校1年生を対象として、平成16年度は漢字調査、平成17年度は語彙調査を行うことに決定した。 8.研究計画に基づいて、平成16年度に行う漢字調査の予備調査問題の作成に着手した。
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