研究概要 |
1.直線偏光のNd:YAGナノ秒パルスレーザー(基本波長1064nm)とその基本波からKTP(第2次高調波発振素子)を用いて発振した直線偏光の2倍波(532nm)とを位相及び強度をマッチングさせて混合し,その干渉波をプリズムを用いて薄膜内に誘導そして伝搬させ,光導波路内に周期的なχ^<(2)>構造を形成させる。この場合,基本波と2倍波の偏光方向に依存して,周期的なχ^<(2)>構造の偏光特性は自在に変化させることができる。 2.直線偏光のNd:YAGピコ秒パルスレーザーの基本波と2倍波を用いた干渉光によるχ^<(2)>グレーティング(χ^<(2)>回折格子)への画像や情報(データ)の書き込みとその基本波による読み出し(読み出しはχ^<(2)>グレーティングからの情報であるので,第2次高調波での読み出しとなる)ならびにこれらを応用したホログラム記録を行った。
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