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2005 年度 実績報告書

情報処理技術を援用した社会基盤構造物の戦略的維持管理マネージメント

研究課題

研究課題/領域番号 15360230
研究機関山口大学

研究代表者

中村 秀明  山口大学, 工学部, 助教授 (20207905)

研究分担者 宮本 文穂  山口大学, 工学部, 教授 (10093535)
キーワード社会基盤構造物 / 維持管理 / 劣化損傷 / データベース / 意志決定 / 点検支援 / 情報共有 / 情報システム
研究概要

本研究の主な目的は、社会資本ストックの維持管理マネージメントを戦略的に行う枠組みを作ることにある。社会資本ストックの維持管理マネージメントには、膨大な知識および豊富な経験が必要であることから、学術領域を越えた支援が必要であり、さらに専門技術者の知識や経験を継承するとともに、これらのノウハウを海外に広く普及するためには、情報ネットワークを活用した先進的な情報システムなどの開発も必要不可欠である。
本年度は、情報ネットワークによるデータベースシステムや維持管理情報検索システム、知識情報処理の技術を用いた意志決定システムなどを用いてシステムの運用を行い、運用上の問題点を明らかにするとともに、その改良を行った。また、構造物の点検支援を目的に、画像データの効率的な取得方法、整理方法について検討を行った。
特に、構造物の維持管理を効率的に行うには、構造物の損傷状況を写した画像データの処理が特に重要となる。損傷写真から3次元の損傷モデルを作成したり、損傷部位の測定、損傷状況写真の効率的なファイリングなどが必要となる。そこで、構造物の損傷状況を写した画像データからの損傷部位の計測、損傷状況を3次元的に表した3次元損傷モデルの作成、損傷画像を効率的に分類するためのファイリングシステムの構築を行った。
(1)損傷部位計測システムの構築
(2)損傷状況の3次元モデル構築システム
(3)維持管理情報ファイリングシステム

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] BMSにおける維持管理対策の優先順位決定方法の提案2005

    • 著者名/発表者名
      仁木京子
    • 雑誌名

      構造工学論文集 Vol.51A

      ページ: 367-378

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] バーチャルリアリティを用いた橋梁維持管理技術者教育システムの提案2005

    • 著者名/発表者名
      宮本文穂
    • 雑誌名

      土木情報利用技術論文集 Vol.14

      ページ: 109-118

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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