研究課題
本研究の主な目的は、社会資本ストックの維持管理マネージメントを戦略的に行う枠組みを作ることにある。社会資本ストックの維持管理マネージメントには、膨大な知識および豊富な経験が必要であることから、学術領域を越えた支援が必要であり、さらに専門技術者の知識や経験を継承するとともに、これらのノウハウを海外に広く普及するためには、情報ネットワークを活用した先進的な情報システムなどの開発も必要不可欠である。本研究では、上記の目的を達成するため、情報ネットワークによるデータベースシステムや維持管理情報検索システム、維持管理画像ファイリングシステムなどを構築する。このシステムは、データの世界標準化が図られたおり、日本国内のみならず、全世界で利用が可能であり、先進国のみならず、発展途上国に対しても、多大な貢献が可能である。本年度は、これまで検討結果を踏まえて構築した以下の主要なシステムを統合化し、維持管理マネジメントシステムのプロトタイプを作成し、その評価を行った。
すべて 2006
すべて 雑誌論文 (3件)
Journal of Structure and Infrastructure Engineering Vol.2,No.2
ページ: 91-115
Proc. of the 4^th China-Japan-Korea Joint Symposium on Optimization of Structural and Mechanical Systems
ページ: 53-58
コンクリート構造物のアセットマネジメントに関するシンポジウム委員会報告・論文報告集 JCI-C71
ページ: 285-294