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2003 年度 実績報告書

亜熱帯沖縄における天然林の資源植物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15380111
研究種目

基盤研究(B)

研究機関琉球大学

研究代表者

新本 光孝  琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (20045115)

研究分担者 安里 練雄  琉球大学, 農学部, 助教授 (80222579)
新里 孝和  琉球大学, 農学部, 教授 (50045118)
キーワード熱帯・亜熱帯 / 沖縄 / 自生植物 / 分布 / 森林植物 / 資源植物 / 特定植物群落 / 群落構造
研究概要

平成15年度の研究実績の概要
1.自生植物のデータベースの作成
琉球植物誌(1975),琉球植物目録(1994),維管束植物集覧(1997)の既往の文献により,森林植物を中心としたすべての自生植物の主要島嶼(沖縄島,宮古島,石垣島,西表島)のデータベースを作成した。
主要島嶼に分布する自生植物の共通種では,沖縄島1,252種,宮古島499種,石垣島927種,西表島692種で沖縄島が最も多かった。宮古島は最も少ないが,宮古島は大部分が隆起サンゴ礁の石灰岩で覆われ,平坦な島である。そのため,同島の森林植物は沖縄島,石垣島,西表島に比べて山地性植物が少ないことが特徴と言えよう。
2.特定植物群落のデータベースの作成
主に沖縄県(1978)と環境省(1988)の報告書に基づき,沖縄県の島嶼地理を沖縄群島大東群島,宮古群島,八重山群島,尖閣諸島の5群島に区分し,特定植物群落及び未指定の植物群落,さらに御嶽林の植生について,群島別-島別にそれぞれの位置,件名,選定基準,群落名,主要構成種のデータベースを作成した。特定植物群落数は総計146件であった。各群島の島数・特定植物群落数は,沖縄群島が19・84,大東群島2・8,宮古群島が5・19,八重山群島が9・48,尖閣諸島が3・6であった。特定植物群落101件の追跡調査のデータベースを作成した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 新本光孝他: "亜熱帯沖縄における天然林の資源植物学的研究 主要島嶼の自生植物の分布について"琉球大学農学部学術報告. 57号(発表予定). (2004)

  • [文献書誌] 新里孝和他: "亜熱帯沖縄の特定植物群落の特性について"琉球大学農学部学術報告. (発表予定). (2004)

  • [文献書誌] 石垣長健: "主要島嶼のフロラーの特性について"九州森林研究. 58号(発表予定). (2005)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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