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2004 年度 実績報告書

畑作物残渣等地域原料を活用したリサイクル乳酸発酵飼料の開発及び製造システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 15380182
研究機関弘前大学

研究代表者

豊川 好司  弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (80003432)

研究分担者 武田 潔  弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (60250594)
内田 宏  宮城県農業短期大学, 畜産科, 教授 (30070220)
石田 光晴  宮城県農業短期大学, 畜産科, 教授 (40151386)
井上 達志  宮城県農業短期大学, 畜産科, 助教授 (20264351)
高橋 敏能  山形大学, 農学部, 教授 (70113959)
キーワード畑作物残さ飼料 / ナガイモサイレージ / ダダチャ豆茎葉サイレージ / 食品残さ飼料 / 乳酸発酵飼料
研究概要

○畑作物および食品残渣の今年度の飼料資源調査研究は、青森県ではリンゴジュース粕を含めた地域の有機性廃棄物のリサイクル経路について経営経済的な分析が行われた。リサイクルの範囲が広域化していることが分かり、さらにその要因について検討された。また、全国的な調査が行われ、青森県、佐賀県、鹿児島県、沖縄県の食品残渣供給者、畜産事業者、リサイクル飼料製造時業者、及び飼料化に関わる活動等、食品残渣循環システムについてまとめられた(内田、泉谷、紺屋)
○前年度に続いて、残渣の通年利用研究が行われ、新たな材料として、ダダチャ豆葉茎、屑長芋、笹汁液粕、屑人参・大根・長芋・トウフ粕等混合物を対象としたサイレージ化研究が行われた。いずれも乳酸発酵による良品質飼料が調製された。また、ヒツジによって栄養価が測定された(高橋、堀口、石田、井上、豊川)
○家畜飼料給与価値はヒツジ肥育、豚肥育、産卵鶏、ブロイラー、ニホンジカ飼育について試験された。家畜の成育、肥育、肉質・特に長芋とトウフ粕給与について脂肪組織の脂肪酸組成・風味についても調べられた。また産卵鶏では産卵率などが調査された(石田、井上、高橋、堀口、豊川)
○サイレージ乳酸発酵の新たな乳酸菌種の開発を目指して、乳酸菌用培地を作り、屑人参等の畑作残渣混合サイレージ化において調製されたサイレージから乳酸菌の分離を行った。グラム陽性、桿状細胞であり、グルコースからの生産物はほとんど乳酸であり、酢酸は僅かであった。本種の特徴についてさらに研究中である(武田、豊川)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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