研究課題/領域番号 |
15390178
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
吉川 敏一 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (90158410)
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研究分担者 |
吉田 憲正 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (30166962)
内藤 裕二 京都府立医科大学, 医学研究科, 助手 (00305575)
市川 寛 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教授 (60336732)
古倉 聡 京都府立医科大学, 医学部, 助教授(寄附講座) (80347442)
高野 裕久 国立環境研究所, 環境ホルモンダイオキシン研究プロジェクト, 総合研究官 (60281698)
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キーワード | プロテインチップ / プロテオーム解析 / 疾患バイオマーカー / 生活習慣病 / 酸化ストレス / 予防医学 / モノクローナル抗体 / 糖尿病 |
研究概要 |
種々の疾病予防を目指したプロテオーム解析手法によるバイオマーカーの同定を目指したプロジェクトであるが、以下の2点の基礎的技術を確立できた. 1)3つのウインドウ、つまり2次元電気泳動、SELDI-TOF-MS法、LC-MS法を組み合わせた網羅的タンパク質発現解析技術. 2)生体試料への対応とハイスループット目指した、前処理法の考案と実験誤差を最小限にするロボットシステムの確立. 以上の基礎的解析技術の確立により、種々のヒト病態、病態モデル動物の血清を用いた解析をハイスループットで行えるようになった.今後は、各分担研究者の有する動物モデル、ヒト疾病の解析結果を待ちたい、 さらに、酸化ストレスマーカーとして酸化的DNA損傷産物である8-hydroxydeoxyguanosine(8-OHdG)に着目して、そのモノクローナル抗体をチップ基盤上に展開した簡易型酸化ストレス評価チップの作製を目指したが、モノクローナル抗体をチップ基盤に展開するうえで、有効とされていたESD法を用いて実施したが極めて抗体が不安定であり、完成品の作製には至らなかった.現在、新たな手法による抗体の貼り付けを考慮している.
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