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2004 年度 実績報告書

2種の遺伝子多型と生活習慣の眼圧および血圧の推移に及ぼす交互作用に関する追跡研究

研究課題

研究課題/領域番号 15390210
研究機関杏林大学

研究代表者

高島 豊  杏林大学, 医学部, 教授 (20163199)

研究分担者 小風 暁  杏林大学, 医学部, 講師 (70271583)
吉田 正雄  杏林大学, 医学部, 助手 (10296543)
キーワード血圧 / 眼圧 / アンギオテンシノーゲン遺伝子 / ミトコンドリア遺伝子 / 食物摂取頻度調査 / 追跡研究 / アンギオテンシンI / 飲酒
研究概要

本年度は、まず昨年度に引き続き、眼圧および血圧の変動とレニン・アンギオテンシン系およびミトコンドリア遺伝子多型との関連性を分析することを主目的とした本研究プロジェクトをふまえて、水戸赤十字病院人間ドック部門への受診者におけるベースラインデータ、すなわち生活習慣調査結果、食物摂取頻度調査結果(SQFFQによる)、アンギオテンシノーゲン遺伝子(AGTT174M)多型およびミトコンドリア遺伝子(Mt5178C/A)多型の分析(PCR-RFLP法による)結果、血清アンギオテンシンI濃度(AGT)測定結果、血圧および眼圧(non-contact tonometerによる)の測定結果等の獲得を実施した(平成16年4月-平成17年3月)。平成17年2月末の時点で、本調査への参加についてインフォームド・コンセントがえられ、調査研究対象とすることができた受診者の総数は835名であった。さらにこれに加えて本年度は、昨年度受診した者のうちの再来者(repeater)を平成16年7月以降把握することができたので、このrepeaterについて、2度目の眼圧および血圧記録の獲得も行った。このrepeaterは平成17年2月末現在で、323名に及んでいた。これらのすべての個人情報は、個人名を特定できるデータを外しID番号のみで識別する形でエクセルファイルとして逐次、保存・管理を行っている。解析については、現在までにMt5178C/A多型における眼圧、血圧との関連性についての断面的分析は完了しており、興味深い知見がえられている。今後AGTT174M多型、生活習慣情報、食習慣情報を交えた縦断的分析(追跡研究)を総括的に進展させていく予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Longevity-associated mitochondrial DNA 5178A/C polymorphism and blood pressure in the Japanese population2004

    • 著者名/発表者名
      Akatsuki Kokaze, et al.
    • 雑誌名

      Journal of Human Hypertension 18・(1)

      ページ: 41-45

  • [雑誌論文] Longevity-associated mitochondrial DNA 5178A/C polymorphism is associated with intraocular pressure in Japanese men2004

    • 著者名/発表者名
      Akatsuki Kokaze, et al.
    • 雑誌名

      Clinical and Experimental Ophthalmology 32・(2)

      ページ: 131-136

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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