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2006 年度 実績報告書

看護技術提供時の動作分析による作業効率性の評価と看護経済性の指標の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15390661
研究機関大阪大学

研究代表者

阿曽 洋子  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80127175)

研究分担者 小笠原 知枝  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (90152363)
三上 洋  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80173996)
久米 弥寿子  大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (30273634)
矢野 祐美子  大阪大学, 医学系研究科, 助手 (80335398)
井上 智子  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (80184761)
キーワード全身清拭 / 作業効率 / 看護経済 / コスト意識 / 意識調査
研究概要

1.平成17年度の実験結果に基づく作業効率性の評価(平成17年度からの引き続き)
(方法)平成17年度の実験結果である動作解析の基準値からみた作業効率性の評価を行った。
2.看護師に対するコスト意識調査(追加研究)
(目的)病院の看護管理者および看護師の、日常生活援助に対する看護の質の担保意識とコスト意識を調査し、それらの考えに影響している要因を明らかにすることにより、これらがどのようにコスト意識を形成しているのか、看護経済性にどのような影響を及ぼしているのかについて検討を行うことである。
(方法)1)対象者:大阪府下の500床以上の総合病院の中から無作為抽出により6病院を抽出し、そこで働く看護管理者および看護師各200名、合計1200名である。2)調査方法:事前に調査協力を依頼し、同意の得られた病院に調査票を持参し、看護部に配布を依頼した。調査票の回収は、倫理面を配慮して調査票と同封の返信用封筒を用いて、看護師個人からの返送により収集した。3)調査内容:対象者の基本的属性、日常生活援助に対する看護の質の担保意識、日常生活に対するコスト意識である。4)倫理的配慮:本学倫理審査委員会の承認を得た後に、協力病院での承諾により調査票を配布してもらった。また、調査票には研究目的、研究の意義、研究方法、人権保護、公表、協力病院に対する成果の報告等について記載した書面を同封し、調査票の返送をもって同意を得たと判断した。
3.看護経済性の指標の検討
(目的)作業効率性の評価とコスト意識調査をもとに、有益な看護サービスを提供するためのコストマネジメントについて検討し、看護経済性の指標を開発することである。
(方法)看護管理を研究している教員を追加して看護経済の概念を構築し、全身清拭の実験およびコスト意識調査などから看護経済性を算出する指標の開発を行った。
4.報告書の作成(本年度が研究最終年度に当たるため)
本年度が研究の最終年度となるため、報告書を作成した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 看護ケアの価値づけ-コンジョイント分析を用いて2006

    • 著者名/発表者名
      姉崎久敬, 阿曽洋子他
    • 雑誌名

      日本看護科学会誌 26巻4号

      ページ: 102-109

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 蒸しタオル清拭と石けん清拭の安楽性の比較-主観調査と皮膚温の分析から-2006

    • 著者名/発表者名
      木下慈子, 阿曽洋子他
    • 雑誌名

      第14回看護人間工学部会研究会 14号

      ページ: 5

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 高齢患者の清拭群とシャワー・入浴群との皮膚機能の比較からみた清潔ケア方法の有用性の検証2006

    • 著者名/発表者名
      伊部亜希, 阿曽洋子他
    • 雑誌名

      第26回日本看護科学学会 26号

      ページ: 346

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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