• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

子育て期の夫婦の心理社会的状態とレスパイトサービスシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15390673
研究機関札幌医科大学

研究代表者

丸山 知子  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (80165951)

研究分担者 澤田 いずみ  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (50285011)
吉野 淳一  札幌医科大学, 保健医療学部, 助教授 (80305242)
今野 美紀  札幌医科大学, 保健医療学部, 助教授 (00264531)
杉山 厚子  札幌医科大学, 保健医療学部, 助教授 (10264540)
吉田 安子  札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (40285010)
キーワード育児期 / 夫婦関係 / ストレス / サポート / ボランティア
研究概要

本研究は、子育て期の夫婦のレスパイトサービスシステムを開発するために、以下の目的で行っている。
1.子育て期にある夫婦間の心理社会的状態とコミュニケーションパターンを明らかにする。
2.子育て期夫婦に対するレスパイトサービスの実施とその効果を明らかにする。
1)ピアグループの育成
2)ボランティアグループの育成
3)レスパイトサービスに必要なネットワーク作り
3.子育て期夫婦に対するレスパイトサービスシステムのモデルを開発する。
平成17年度の活動。昨年より引き続き育児期女性を対象としたカルガモの会を計9回開催した。開催テーマは、「みんなで楽しく笑おう!(落語)」、「心身共にリフレッシュ産後ヨガ」「香りにつつまれながら、ポプリ作りを楽しんでみませんか〜ハーブティーを飲みながら」「ティーセミナー」「気軽にできるスッキリストレッチ」である。本年度の参加人数は97名であり、延べ参加人数は230名、託児に参加した子どもの平均人数は約17名であった。会への参加理由は多かった順に、「会の内容に興味があったから」が8〜9割、「気分転換したかったから」が5〜6割、「託児コーナーがあったから」が約4割、「友達に誘われた」が約3割であった。かるがもの会の参加前後で「身体運動に伴う気分や感情の変化を測定する評価尺度(MCL-S1尺度)を測定した。MCL-S1の会開催前後の値を比較したところ、開催後有意に「快感情」「リラックス」の値が高く、「不安感」が一部低くなっていた。つまりカルガモの会の参加により心身のリラックスが得られているという結果であった。対象者が気軽に参加できるよう毎回無料の託児コーナを準備した。ここでは教員指導のもと、本大学学生に託児コーナのボランティアを協力してもらった。
昨年度行った子育て夫婦に対する「心理社会的健康状態と夫婦関係」に関する調査の分析を行い、女性心身医学学会にて学会発表を行った。

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi