沖縄戦における日米の情報戦―暗号・心理作戦の研究―

2003 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 15402035
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 研究機関: 琉球大学
• 研究代表者: 保坂 廣志 琉球大学, 法文学部, 教授 (90209221)
• 研究分担者: 比嘉 要 琉球大学, 法文学部, 助教授 (70238260) ; 林 博史 関東学院大学, 経済学部, 教授 (80180975)
• キーワード: 沖縄戦 / 暗号 / 心理戦 / 戦闘神経症 / 情報戦 / ビラ / プロパガンダ / 日本軍

研究概要

米国ペンシルベニア州カーライルの陸軍大学校Military History Instituteおよび米国立公文書館において、沖縄戦における情報戦・心理戦関係および戦闘神経症に関して次の資料などを収集した。
"Neuropsychiatric History of the Okinawa","Japanese Morale-Influence of Propaganda -OWI Semi Monthly Report No.14","Japanese Morale-OWI report I-III「連合軍のプロパガンダの影響についての分析」,"Japanese Morale-OWI report No.12,16-19「日本軍捕虜の実状」「戦時下日本ラジオ聴取者分析報告書」「日本軍捕虜の士気分析」","Questionnaire Survey of Casual Troops 1943","Japanese-English code terms dictionary 1944.9,20","Japanese army communication problem report No.118","Magic far east summary 1945 No.13,14,16","沖縄戦の影響-米陸軍大学MHI所長Dr.Crane論文」、"the Psychological warfare Branch, Weekly & Monthly report","Historian records of the Psychological warfare Branch",
また、文書資料の他、OWIのPsychological Warfare Branchのプロパガンダ関連写真や沖縄戦に関する写真、米軍及び日本軍により散布されたリーフレット(戦時ビラ)なども多数複写収集した。