研究課題/領域番号 |
15402041
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
研究機関 | 四国学院大学 |
研究代表者 |
橋本 泰子 (関 泰子) 四国学院大学, 社会学部, 助教授 (80236075)
|
研究分担者 |
落合 恵美子 京都大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (90194571)
首藤 明和 兵庫教育大学, 学校教育学部, 講師 (60346294)
犬塚 協太 静岡県立大学, 国際関係学部, 助教授 (00232520)
竹本 達也 四国学院大学, 社会学部, 助教授 (70309706)
政岡 伸洋 四国学院大学, 社会学部, 助教授 (60352085)
|
キーワード | アジア家族 / 家族規範 / 近代国家形成 / 伝統の創造 / 南西日本型家族 |
研究概要 |
2003年度の研究活動実績は以下の通りである。 1.打合わせを兼ねた研究会:平成15年6月1日(於京都・呉竹文化センター)、7月13日(於奈良・奈良新公会堂)、8月9日(於京都・ハートピア京都)、12月20日(於京都・京都アスニー)および平成16年3月12日(於京都・京都大学文学部)に計5回行われた。 2.メンバーによる研究テーマにそった調査出張地、期間およびその実績: (1)タイ・バンコク都調査:参加者は、橋本泰子(関泰子)(平成15年8月26日〜9月8日全行程)、政岡伸洋(同8月26日〜9月5日のみ参加)の2名であり、バンコク都、クローンサームワー区(KhetKhlongSamwa)、フワイクワーン区(Khet Huay Khwang)、ラクシー(Khet Laksii)区における質問票調査、その他バンコク都など関係各省庁および機関におけるインタビュー調査、などを実施。質問票は約165ケースを回収し、現在集計作業中である。 (2)沖縄県における事前調査:平成15年11月19日から11月26日にかけて実施。参加者は犬塚協太、竹本達也。大学等各研究機関にて専門家に現況について聞き取りを行い、調査地選定のための情報を収集。 (3)韓国・済洲島事前調査:平成15年12月22日から5日間。参加者は政岡伸洋。調査予定地である済洲島での専門家およびインフォーマントに対する状況の聞き取りおよび調査地選定を行う。 (4)韓国・済洲島本調査:平成15年2月9日〜18日にかけて実施。全行程参加者は、政岡伸洋。部分参加者は橋本泰子、犬塚協太の2名。山村(水山二里)、近郊農村(柑山里)の2カ所で質問票調査を行い、約100ケース回収。現在集計作業中である。 (5)熊本、長崎および鹿児島県における家族調査:熊本・長崎調査は2004年2月19日〜24日にかけて実施される。参加者は落合恵美子。熊本県天草郡天草町高浜、長崎県西彼杵郡野母崎町野母にて、高齢者の聞き取り調査を行った。内容はライフヒストリー、生活・労働全般、ジェンダー関係など。鹿児島県肝属郡根占町調査は2月25日〜28日。参加者は落合恵美子、橋本泰子、首藤明和(26日より)。根占町内の山村(水枝谷)、平地農村(丸峯)、町中(下町)にて質問票調査、高齢者を中心にインタビュー調査を行った。質問票は約110ケース回収し、現在集計作業準備中である。 (6)沖縄県・宮古島における事前調査:2004年3月2日〜3月6日(4泊5日)参加者は犬塚協太。11月の沖縄調査により、調査地候補となった宮古島にて、研究者・専門家・行政機関の代表者等に現状についてのインタビューを行うとともに、調査地選定を行う。以上
|