• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

アジア家族の変容と「伝統の創造」に関する比較研究-日本・韓国・中国・タイ

研究課題

研究課題/領域番号 15402041
研究機関四国学院大学

研究代表者

橋本 泰子 (関 泰子)  四国学院大学, 社会学部, 教授 (80236075)

研究分担者 犬塚 協太  静岡県立大学, 国際関係学部, 助教授 (00232520)
首藤 明和  兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (60346294)
落合 恵美子  京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (90194571)
政岡 伸洋  東北学院大学, 文学部, 助教授 (60352085)
竹本 達也  四国学院大学, 社会学部, 助教授 (70309706)
キーワードアジア家族 / 家族文化 / 近代国家形成 / 伝統の創造 / 南西日本型家族
研究概要

2005年度の研究活動実績は以下の通りである。
1.打ち合わせを兼ねた研究会
平成17年7月10日(於京都・呉竹文化センター>、10月16日(於京都大・文学部社会学共同研究室)に計2回行われ、11月に予定される公開シンポジウムおよび沖縄・宮古島の継続調査について討議した。
2.研究成果報告のための公開シンポジウム
平成17年11月2日(水)、四国学院大学(於7号館711教室)にて一般公開形式にて開催。午後1時より午後5時半まで。ゲストコメンテーターとして北原淳氏(神戸大学名誉教授)をお招きし、メンバーのうち橋本(関)泰子、落合恵美子、岡田浩樹、首藤明和、竹本達也の5名が3年間の研究成果について報告を行った。報告内容は、タイ、韓国、中国、鹿児島で行ってきた質問票調査およびインタビュー調査によって得られたデータ・知見に基づいており、「伝統家族」という言説が近代以降形成され、現実適合的に再編成されてきた過程について、それぞれの地域の視点から報告された。沖縄については調査継続中であったため、会場において犬塚より、補足説明および予測される仮説についての補足説明がなされた。
3.沖縄・宮古島本調査および追跡調査
平成17年11月25日から12月1日にかけて犬塚協太、岡田浩樹、政岡伸洋の3名により、沖縄県宮古島市来間地区で質問票を用いたフィールド調査を行った。地区自治会の協力により、約45世帯から回答を得ることが出来た。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] ニートの「出現」と「増加」が意味すること-その構築主義的読解-2006

    • 著者名/発表者名
      竹本達也
    • 雑誌名

      社会学研究科紀要(四国学院大学院社会学研究科) 6

      ページ: 1-28

  • [雑誌論文] 家族文化-その変容と持続:日本・アジア諸国との比較において2005

    • 著者名/発表者名
      橋本泰子
    • 雑誌名

      公開シンポジウム「アジア家族の変容と『伝統の創造』-日本・韓国・中国・タイの比較研究- 四国学院大学(11月2日)(口頭発表)

  • [雑誌論文] ジェンダーをめぐる伝統と近代と『創造された伝統』2005

    • 著者名/発表者名
      落合恵美子
    • 雑誌名

      公開シンポジウム「アジア家族の変容と『伝統の創造』-日本・韓国・中国・タイの比較研究- 四国学院大学(11月2日)(口頭発表)

  • [雑誌論文] 韓国家族モデルの再帰と変貌-済州島家族における儒教的家族規範からの逸脱、周辺性と、近代家族の親和性-2005

    • 著者名/発表者名
      岡田浩樹
    • 雑誌名

      公開シンポジウム「アジア家族の変容と『伝統の創造』-日本・韓国・中国・タイの比較研究- 四国学院大学(11月2日)(口頭発表)

  • [雑誌論文] 中国家族圏の伸縮性と重層性の論理に関する-考察-中国東北部・地方都市における出稼ぎ・移民の事例研究から-2005

    • 著者名/発表者名
      首藤明和
    • 雑誌名

      公開シンポジウム「アジア家族の変容と『伝統の創造』-日本・韓国・中国・タイの比較研究- 四国学院大学(11月2日)(口頭発表)

  • [雑誌論文] 近代化過程における家族規範と実践2005

    • 著者名/発表者名
      竹本達也
    • 雑誌名

      公開シンポジウム「アジア家族の変容と『伝統の創造』-日本・韓国・中国・タイの比較研究- 四国学院大学(11月2日)(口頭発表)

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi