研究概要 |
アルゼンチン・パタゴニア地方で20種類の宿主植物上に見つかった15種のうどんこ病菌を記載した。Viola maculata上に見つかった新種Oidium maculataeを記載した。Berbeis linearifolia, Buddleja globosa, Prosopis alpatacoおよびViola maculataはうどんこ病菌の新宿主植物であった。Erysiphe howeana-Fuchsia magellanica, E.patagoniaca-Nothofagus pumilioおよびN.antarcticaは新しい菌と宿主の組み合わせであった。Acer negundoとA.pseudoplatanus上で見つかったSawadaea bicornisは南米におけるSawadaea属菌の初記録である。Consolida ajacis, Galega officinalisおよびPlantago lanceolataはアルゼンチン,またGalium aparine, Melilotus albus, Petunia×hybrida, Potentilla anserina およびSpiraea×bumaldaはパタゴニアにおけるうどんこ病菌の新宿主であった。Oidium longipesはアルゼンチン,Golovinomyces riedlianusはパタゴニアにおける新産種であった。
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