研究課題
基盤研究(C)
本研究は2年間に渡って進められた。研究によって得られた成果は以下のとおりである。(1)シナリオ記述言語の設計日本語に基づいたシナリオ記述言語の文法と意味を定義し、その処理系を開発した。(2)シナリオ内部表現のスキーマ設計シナリオ記述言語で表されたシナリオを解析し、深層表現に基づいた内部表現を考案した。(3)ビューポイントに基づいたシナリオの変換手法の確立内部表現で表されたシナリオを、特定のビューポイントを動作主体としたシナリオに変換する手法を確立した。(4)確立した手法に基づくシステムの試作手法に基づいたシステムをGCL(GNU Common Lisp)を用いて実装した。(5)試作したシナリオ変換システムの有効性の評価とシステムの改善試作システムに、いくつかの例題を適用して有効性を評価した。30名の大学院生を被験者とした実験を行い、有効性を確認した。評価実験を通して得られた改善点をフィードバックしながら試作システムの強化を行った。(6)正常シナリオからの例外シナリオと代替シナリオの生成支援手法の確立正常な振舞いを定義したシナリオから、異常な振舞いを表した例外シナリオを生成する手法と、代替手段によって正常な振舞いを実現する代替シナリオを生成する手法を開発した。(7)(6)で得られた手法に基づいたシステムの試作手法に基づいたシステムをJava言語によって試作し、例題を通して、手法の有効性を確認した。これらの成果、および関連した研究の成果は、学会論文誌2編(フルペーパー)、査読付き国際会議論文4編、査読付き国内会議1編、学会研究会等報告6編において報告している。
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Proc.of the 13^<th> IEEE International Requirements Engineering Conference (RE'05) (印刷中)
Proc. 13^<th> IEEE International Requirements Engineering Conference (RE'05) (now printing)
IEICE Transactions on Information and Systems Vol.E87-D, No.4
ページ: 801-810
Proc.of the 11th IEEE Asia-Pacific Software Engineering Conference (APSEC2004)
ページ: 492-501
IEICE Transaction on Information and Systems Vol.E87-D, No.4
Proc. 11^<th> IEEE Asia-Pacific Software Engineering Conference (APSEC'04)
コンピュータソフトウェア 20・5
ページ: 2-19
Proc.IEEE International Workshop on Principles of Software Evolution (IWPSE 2003)
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ソフトウェア工学の基礎 X
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Computer Software, Japan Society for Software Science and Technology Vol.20, No.5
Proc. IEEE International Workshop on Principles of Software Evolution (IWPSE 2003)
Proc. JSSST Workshop on Foundation of Software Engineering (FOSE'03)