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2004 年度 実績報告書

確率的ルーティングを用いたAd Hoc型大規模コミュニケーション環境に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15500037
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

松尾 啓志  名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (00219396)

研究分担者 岩田 彰  名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (10093098)
黒柳 奨  名古屋工業大学, 工学研究科, 助手 (10283475)
キーワードアドホックネットワーク / ルーティング / 確率ルーティング / LINUX / 分散制約充足問題
研究概要

本研究では以下の3点について研究を行った。
1)アドホックネットワークにおける位置推定アルゴリズムの開発
アドホックネットワークのアプリケーション開発において、各端末の位置情報は非常に有力なアプリケーション開発の手段となる。しかし端末が屋内にある場合や、低コストの場合はGPSを搭載することは困難である。そこで我々は、低コストで、コーディネータを置く必要のない、統計的手法に基づいた新しい分散型位置推定アルゴリズムの開発を行った。
2)確率型アドホックルーティングARHのLINUXへの実装
従来シミュレーション上でしか有効性を確認していなかった、我々の研究室で開発した確率型ルーティングアルゴリズムARHをLINUX上に実装を行い、ルーティング性能の評価を行った。なおこのプログラムは平成17年4月をめどに考課する予定である。またこの環境を用いて、コンテンツ配信、アドホック型コミュニケーション環境の開発も行った。
3)動的分散制約充足問題アルゴリズムの開発
アドホック型通信環境での基礎的なアプリケーション開発のプラットホームとして、制約充足問題を動的かつ分散環境に適応可能とする新しいアルゴリズムの開発を行い、計算機シミュレーションおよび実際の装置を用いた性能評価を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 その他

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] Efficient Method for Asynchronous Distributed Constant Optimization Algorithm2005

    • 著者名/発表者名
      松井俊浩, 松尾啓志, 岩田彰
    • 雑誌名

      Artificial Intelligence and Applications

      ページ: 727-732

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] アドホックネットワークにおけるバネモデルを適用した端末位置決定手法2005

    • 著者名/発表者名
      佐藤雅幸, 松尾啓志
    • 雑誌名

      情報処理学会研究会報告 MBL-32

      ページ: 155-162

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 分散制約最適化問題の非同期分散探索における上下界の導出と学習を用いた効率改善手法

    • 著者名/発表者名
      松井俊浩, 松尾啓志, 岩田彰
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌D-I (印刷中)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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