研究課題
基盤研究(C)
本研究では以下の3点について研究を行った。1)アドホックネットワークにおける位置推定アルゴリズムの開発アドホックネットワークのアプリケーション開発において、各端末の位置情報は非常に有力なアプリケーション開発の手段となる。しかし端末が屋内にある場合や、低コストの場合はGPSを搭載することは困難である。そこで我々は、低コストで、コーディネータを置く必要のない、統計的手法に基づいた新しい分散型位置推定アルゴリズムの開発を行った。2)確率型アドホックルーティングARHのLINUXへの実装従来シミュレーション上でしか有効性を確認していなかった、我々の研究室で開発した確率型ルーティングアルゴリズムARHをLINUX上に実装を行い、ルーティング性能の評価を行った。なおこのプログラムは平成17年4月をめどに考課する予定である。またこの環境を用いて、コンテンツ配信、アドホック型コミュニケーション環境の開発も行った。3)動的分散制約充足問題アルゴリズムの開発アドホック型通信環境での基礎的なアプリケーション開発のプラットホームとして、制約充足問題を動的かつ分散環境に適応可能とする新しいアルゴリズムの開発を行い、計算機シミュレーションおよび実際の装置を用いた性能評価を行った。
すべて 2005 その他
すべて 雑誌論文 (6件)
Artificial Intelligence and Applications
ページ: 727-732
情報処理学会研究会報告 MBL-32
ページ: 155-162
International conf.on Artificial Intelligence applications
Information Processing Society of Japan Technical report NBL-32
電子情報通信学会論文誌D-I (印刷中)
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers, Transaction (Printing)