• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

モルフォロジィーを用いた路面画像からの路面要素の認識に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15500111
研究機関神戸大学

研究代表者

田中 直樹  神戸大学, 海事科学部, 助教授 (90188318)

研究分担者 前場 隆史  神戸大学, 海事科学部, 助教授 (80219287)
堀口 知也  神戸大学, 海事科学部, 助教授 (00294257)
平山 勝敏  神戸大学, 海事科学部, 助教授 (00273813)
キーワード路面画像 / モルフォロジー / クラック / Qフィルタ / 眼底画像 / カラーチャネル選択 / 路面要素
研究概要

道路面のメンテナンスにおいて、路面に発生したクラックや、路面の構成要素である白線などを検出することが必要となる。本研究では、目視による路面状態の把握作業に実際使用されている路面画像を用い、クラック、白線、ジョイント、マンホールの領域を抽出することを目指している。昨年度までにそれぞれの要素を単独に抽出する方式を提案した。本年度は、主にクラック抽出方式の高精度化と、眼底画像などのカラー画像からの血管領域抽出問題に、これまでに開発したクラック抽出方式の応用に関する研究を進めた。クラック抽出方式の高精度化については、ノイズの抑制に重点をおいている。すなわち、道路面の荒れにより生じた凸凹がクラックと共にノイズとして抽出されてしまう傾向が見受けられた。クラック抽出の一過程である、Top-hatに基づく鞍状点検出画像に対してQ-フィルタを作用させることによりノイズの軽減を図っている。これにより、荒れた路面画像でのノイズの抑制効果が確認されている。カラー画像からの血管領域抽出では、まず、オリジナルのR,G,Bカラー画像をHISなど他の表色系へコンバートし、R,G,B,Y,Iなどの各種のカラーチャネル画像を生成した。これらの各カラーチャネル画像のエントロピーなどを評価し血管抽出問題に適するカラーチャネルの選択法に関する考察をおこなった。また、クラック抽出方式を応用し血管抽出実験をおこない高精度に血管領域が抽出できることを確認した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 一般化相互割当問題のための分散ラグランジュ緩和プロトコル2005

    • 著者名/発表者名
      平山 勝敏
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌D-I J88-D-I-9

      ページ: 1269-1277

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Conceptual Changes in Learning Mechanics by Error-based Simulation2005

    • 著者名/発表者名
      Horiguchi Tomoya
    • 雑誌名

      Proc. of ICCE2005 (Int.Conf. on Computers in Education)

      ページ: 1-6

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi