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2003 年度 実績報告書

ダイナミックデザインシステム(一気通貫感性製品設計システム)の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15500132
研究機関信州大学

研究代表者

清水 義雄  信州大学, 繊維学部, 教授 (20150675)

研究分担者 橋本 稔  信州大学, 繊維学部, 教授 (60156297)
横井 紘一  信州大学, 繊維学部, 教授 (50334884)
大谷 毅  信州大学, 繊維学部, 教授 (00092867)
上條 正義  信州大学, 繊維学部, 助教授 (70224665)
高寺 政行  信州大学, 繊維学部, 助教授 (10163221)
キーワード感性 / オンデマンド / ダイナミックデザインシステム / 心理生理情報 / センシング / シミュレーション / データベース / 自動縫製
研究概要

本研究の目的はダイナミックデザインシステム、すなわち企画、設計、生産、流通、消費並びにリサイクルなどの一連の技術の流れの中で、大量生産型物作りでは考慮になかった、対話型あるいはオンデマンドといった、感性中心のモノ作り技術を設計することである。本研究はいくつかの要素技術から全体のシステムが構成されている。具体的には全システムは以下の2つの開発要素から構成される。それらは1.センシングと評価、2.オンデマンド衣料製造技術の開発である。
本年度の研究により得られた知見は以下の通りである。
1.センシングと評価に関する基礎的研究
ダイナミックデザインシステムでは、消費者の心理生理情報の計測・評価が重要な要素技術となる。心理生理情報計測・評価技術に関して、本年度は生体情報(心電位、脳波、筋電位、体温等)を計測し、人間の心理生理的状態を推測する研究が数多く行なった。具体的な例を挙げるならば、生理反応による着心地評価、自動車の操縦感覚の評価、フットウェアの歩行快適性の評価などである。
2.オンデマンド衣料製造技術に関する基礎的研究
オンデマンドアパレル生産システムは、個人に合わせて衣服のデザインを選び出す技術、選び出されたデザインを個人に対応させて生産のための情報を生成する技術、衣服生産のための情報を元に衣服を生産する技術から構成されている。
個人の好みに合わせてデザインを選び出す技術に関しては、類似性の高いデザイン要素を持つ衣服を検索するシステムやそのデータベース化について研究を進めた。選び出されたデザインを個人に対応させる技術に関しては、人体の簡易採寸システムや対話型衣服デザインシステム、選択されたデザインの型紙から着装状態を予測するシミュレーション技術について研究を行なった。衣服生産技術に関しては、自動縫製の実現を目指し、一般のミシンを改良した自動袖付けシステムの研究開発を行なった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yoshio SHIMIZU: "On-Demand Production System of Apparel on the Basis of Kansei Engineering"Design and Engineering Interface Book Of Proceedings, International Textile Design and Engineering Conference. (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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