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2004 年度 実績報告書

ネットワークを介した共同作業及びデータ共有可能な歴史年表システムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 15500152
研究機関秋田大学

研究代表者

林 良雄  秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (90211490)

キーワードXML / 年表 / 歴史 / マルチメディア
研究概要

平成16年度の研究は次のように行った。
○昨年度に行ったXML文書の構造を再検討を行い、次のように冗長性を除くなどの再定義を行った。
・不必要なid属性を削除した。
・一年を1データとし歴史事象を制限なく記述できるようにした。
・文字コードをXML標準のユニコード(UTF-8)とした。
これによりより見やすく、充実した年表データを用意することができた。ただし、資料ファイルはファイルの存在場所を特定することが難しいことからXML文書構造に組み込むことはしなかった。
ファイルのアップロードについても、自由に直接アップロードを許すのはセキュリティ上危険であること及びファイルの形式のチェックが必要であることから当面行わないこととした。
○パソコン用の年表表示ソフトにも次のような改良を加えた。
・REALBasicを使いWindowsとMachintoshの両方のプラットホームに対応した。
・XML文書のままのデータ流通を考え、REALBasicのXMLパーサを利用してXML文書を直接読み込むようにした。
・表示列数を変更することができるようにした。
○歴史データは高等学校の現職教員の協力を得て大航海時代とそのころの世界各地の歴史、ローマ帝国の歴史などを加え、充実を図った。今後も充実を図っていく。
○コンテンツは秋田の江戸時代の町家を3DCGで再現したもの及び秋田市の江戸時代と現在の地図を重ね合わせた重ね地図を作成した。
以上の成果はhttp://bonden.is.akita-u.ac.jp/rekishiで公開している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] XMLによる歴史年表データの流通とその利用について2005

    • 著者名/発表者名
      林 良雄
    • 雑誌名

      情報処理学会第67回全国大会講演論文集

      ページ: 4-375-4-376

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 年表データのXML構造と年表表示ソフトの複数プラットホームへの対応についての考察2005

    • 著者名/発表者名
      林 良雄, 上田晴彦, 佐々木重雄, 成田堅悦
    • 雑誌名

      秋田大学教育文化学部研究紀要 教育科学 第60集(印刷中)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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