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2004 年度 実績報告書

局所脈波速度測定法の開発と臨床応用:頚動脈での1点測定法

研究課題

研究課題/領域番号 15500350
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

仁木 清美  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (40218095)

研究分担者 菅原 基晃  東京女子医科大学, 医学部, 教授 (60010914)
常 徳華  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (10343550)
岡田 孝  アロカ株式会社, 研究所, 主任
原田 烈光  アロカ株式会社, 研究所, 課長
キーワード超音波計測 / 血管スティッフネス / 脈波速度 / 心血管疾患 / Wave intensity / 頚動脈 / 血管年齢
研究概要

本年は新作の計測システムソフトに問題点が多く認められ、その改良に多くの時間を必要とした。
当機器の特徴は血管径変化波形と血流速度波形を同時に計測することにあるが、カラードプラーで計測する血流速度は計測深度、計測角度により演算時間が異なるため、タイミングを合わせるには精密な計測実験を行わなければならなかった。多くのデータの検証のため多量のデータ保存が必要となり、ハードディスクを購入した。流速計測が不正確であることが判明したため、血管スティッフィネスから脈波速度を計測するシステムで脈波を計測した。
また、Wave intensityから計算する脈波速度の正当性を実証するため、頚動脈上で2点から脈波速度を計測する装置が完成しなかったため、両者の比較ができなかった。
そこで本年は、脈波速度を他の計測システムと比較するため、福田電子社制のVaSera VS-1000を使用して当機との比較を行った。
頚動脈のスティッフィネスを計測し、脈波速度と比較を行っているが、本年は正常例において冷水負荷を行い、頚動脈のスティッフィネス、脈波速度、血圧の変化を調べ、その一部をヨーロッパ心臓病学会で発表した(European Society of Cardiology Congress 2004: Evaluation of the Dependence of Arterial Stiffness Indices on Blood Pressure.)。
来年度は装置を完成させ、実用性を確かめる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 血行動態からみた血圧2004

    • 著者名/発表者名
      細田瑳一, 菅原基晃
    • 雑誌名

      Therapeutic Research 25・12

      ページ: 2397-2428

  • [図書] 超音波医学最前線-新技術と臨床応用2004

    • 著者名/発表者名
      菅原基晃, 仁木清美
    • 総ページ数
      231

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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