研究課題/領域番号 |
15500422
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研究機関 | 日本女子体育大学 |
研究代表者 |
片岡 洵子 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (60070603)
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研究分担者 |
早弓 惇 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (30060750)
坂本 和義 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (40017398)
坂本 秀子 日本女子体育大学, 体育学部, 講師 (90277682)
寺山 喜久 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (20123101)
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キーワード | 呼吸法 / 中高年 / 心拍数 / 血圧 / 体脂肪 / バランス / 振震 / 骨密度 |
研究概要 |
1.中高年者を対象とした呼吸法運動の実践とその継続 呼吸法運動実施は週1回、約1時間半のスケジュールで3年以上継続しており、現在も続行している。呼吸法運動は実質約1時間、前後に測定時間やウォーミングアップやクーリングダウンがあるのでそれらを含めると約1時間半の実施所要時間となる。呼吸法の効果も心拍数、血圧、骨密度などの各種生体機能測定を継続して行っている。その成果をスポーツ教育学会で発表した。 2.同様な呼吸法運動実施と測定は大学の公開講座の受講者を対象としても行った公開講座は後期に行われ、週一回、10回行った。実施時間は1.と同様である。 3.呼吸法がこころに及ぼす影響については、学科目の授業前に座位姿勢のまま呼吸法を導引することによって、授業のウォーミングアップとして行ってきたが、その効果や反応について、533名の学生を対象としてアンケート調査を行った。 4.呼吸のしかたが生理的指標におよぼす変化についての実験を行った。呼吸のしかたは、通常呼吸、深呼吸、息こらえと生理的指標との関係を明確にすることである。生理的指標の測定項目は、呼吸周期(サーミスタ呼吸ピックアップ)、指尖脈波(加速度センサ)、生理的振戦の3項目である。 5.バランス保持における呼吸法の導入効果について(仮題)熟練した舞踊家と非トレーニング群の被験者について、呼吸法でリラックスした後のバランス効果の比較実験を行った。 6.ヨーロッパの国際スポーツセミナーにおいては、1998年以来毎年講師として呼吸法のティーチングを行って来ているが、2004年はフィンランドでの国際スポーツセミナーに参加し、呼吸法の効果の報告と呼吸法のティーチングを3回行った。
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