研究概要 |
男子体操競技平行棒における「後方車輪」実施時に関節で発揮されるトルクとパワーの動態を明らかにし、鉄棒における「後方車輪」実施時のそれらと比較することで、その運動技術を明らかにする研究を行い、成果をInternational Journal of Sport and Health Science, Vol.2,205-215,2004に発表した。 続いて「後方車輪からかかえこみ2回宙返り腕支持」の実施時に関節で発揮されるトルクとパワーの動態を明らかにして、平行棒における「後方車輪」実施時と比較し、それらの運動技術を明らかにする実験を行った。 また、「後方車輪からかかえこみ2回宙返り腕支持」の優れたパフォーマンスに見られるトルクとパワーの発揮動態をさぐり、理想的な運動の実現に必要な筋力発揮の仕方を明らかにした研究をおこない、成果をスポーツ科学研究、1,1-9,2004に発表した。 さらに実施者が非常に少ない「後方車輪から屈身2回宙返り腕支持」について、同様に関節で発揮されるトルクとパワーを算出し、その運動技術を明らかにした研究を行った。
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