研究課題/領域番号 |
15500469
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研究機関 | 四條畷学園短期大学 |
研究代表者 |
小柳 磨毅 四條畷学園短期大学, リハビリテーション学科, 教授 (20269848)
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研究分担者 |
佐藤 睦美 大阪大学, 医学部附属病院・リハビリテーション部, 理学療法士
武岡 健次 四條畷学園短期大学, リハビリテーション学科, 講師 (50342184)
橋本 雅至 四條畷学園短期大学, リハビリテーション学科, 助教授 (40342183)
木村 佳記 大阪大学, 医学部附属病院・リハビリテーション部, 理学療法士
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キーワード | フォワードランジ / サイドランジ / 傾斜 / 筋力トレーニング / 協調性 |
研究概要 |
1.コントロールデータとして、平地におけるフォワードランジの解析を実施 1-1 フォワードランジにおける前脚の動作解析 フォワードランジの踏み込み脚について下肢の関節運動、床反力と筋活動を分析し、運動特性と膝関節に及ぼす影響について検討した。 1-2 フォワードランジにおける後脚の動作解析 フォワードランジの後脚について下肢の関節運動、床反力と筋活動を分析し、運動特性と膝関節に及ぼす影響について検討した。 以上2演題を第24回日本臨床バイオメカニクス学会(平成15年11月27日)で発表し、日本臨床バイオメカニクス学会誌に投稿中。 2.傾斜が下肢筋活動に及ぼす影響を調査 スキー滑走姿勢が下肢筋活動に及ぼす影響 斜面上のスキー滑走姿勢において、膝関節屈曲45゜位の前傾姿勢は、大腿四頭筋の筋活動に比較して、ハムストリングスの筋活動が増大していた。膝関節の前方剪断力が小さく、ACL損傷の発生予防に対して有利な姿勢であると結論した。 以上スポーツ傷害フォーラム(平成16年1月17日)で発表し、スポーツ傷害2004年vol.9に投稿中。 3.高齢者のフォワードランジについて調査 高齢者におけるフォワードランジの運動特性 フォワードランジ比の減少により、高齢群では重心移動の能力が低下していることが明らかになった。 以上第39回日本理学療法学術大会(平成16年5月27日)で発表予定。 4.実験 傾斜及び外力の実験条件を検討し必要な器具の準備が完了するとともに、平成16年度の実験に向けて、フォワードランジとサイドランジの条件を規定する予備的な実験を完了した。
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