本研究は、10月に追加で認められたため、研究会議を開催して、本年度と、次年度の研究計画について検討をおこなった。その結果、本年度で研究遂行可能な事柄と次年度の研究計画に関する検討をおこなった。その結果、DLWを利用したデータ取得が現在では、約1週間から10日かかる。そのための基本的なデータ収集をおこなうことになった。分析も一人の被験者に関して言えば、丸1日かかる。実際のデータは、N数を3にしてデータの取得をおこなった。このDLWに関しては、データの処理が現在のその結果、エネルギー消費量の測定のデータの妥当性について検討をおこなった。DLWに関しては、尿からの検査のため、そのデータの信憑性が問われることになる。実験を行った結果からは、かなり、エネルギーのデータに関していえばばらつきがみられた。この方法は、現在、世界でのゴールデンスタンダードになりつつある。しかしながら、われわれのデータ取得のスキルを向上させなければならないとの結論に達した。まだ、データの取得の方法論についても検討を要することがわかった。また、検査結果について、先行研究との検討をすることが、研究会議で話し合われた。ばらつきはあったもののデータの先行研究データとの、著しい差ではなかった。この点は、評価されうるかもしれない。今後、携帯GPSを使用したデータ取得も諸技術の進展に伴い、DLWのデータの取得が以前にくらべ、かなり容易に行えるようになった。今後は、DLWと携帯GPSのデータの付き合わせについて検討をおこなう。更に実験を積み重ねて行い、その結果を検討し、報告の予定である。
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