本年度(16年度)の研究進行状況は以下の通りである。 (i)体格および体組成を含む体力診断テストの実施、データ収集および分析 (ii)超音波法による骨評価装置を用いた測定の実施、データ収集および分析 (iii)健康状態を含む生活習慣に関する調査を実施、データ収集および分析 (i)高専生(1〜3年を中心に)を対象として文部科学省体力テストを昨年度と同様に実施した。昨年度実施した学生に関しては、2年間の縦断的データを確保した。現在、経年的変化や、全国平均値との比較を行い、質問紙票の項目に基づき(例えば運動習慣や、寮生と通学生の比較など)体力に及ぼす影響を検討中である。 (ii)高専生(1〜3年を中心に)を対象として骨評価指標に関する測定を昨年度と同様に実施した。昨年度実施した学生に関しては、2年間の縦断的データを確保した。体力データと同様に、経年的変化を検討し、質問紙票の項目に基づき(例えば運動習慣や、寮生と通学生の比較など)骨評価指標に及ぼす影響を検討中である。 (iii)高専生(1〜3年を中心に)を対象として作成した質問紙票を用い昨年度と同様に実施した。調査に関しては、昨年度に質問紙票の吟味・検討を行ったため、厳密な上で縦断的データの確保は一部の項目となった。現在、経年的変化と、体力データと骨評価指標との関係について検討中である。
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