当大学近郊にある幼稚園からモデル園を選択し、連続的な食生活体験プログラムを5歳児を対象に実施した。 (1)連続的な食生活体験プログラム開始前に、幼児の野菜に対する嗜好調査を行った。 (2)幼児たちに野菜の種や苗を「植える、育てる、収穫する、調理を大人との共同作業で行う」という一連の食生活体験の機会を提供した。 (3)活動時の子ども同士の関わりを観察するとともに、ビデオや写真に記録した。 (4)家庭における食生活体験に関する話題性を調査した。 (5)食生活体験に対する保護者の反応を記録した。 (6)収穫後、試食する際の子どもの反応を観察し、ビデオや写真に記録した。 (7)連続的な食生活体験プログラムの全過程終了後に再度、野菜に対する嗜好調査を行った。 現在、野菜に対する嗜好調査結果および連続的な食生活体験のビデオ記録を現在解析中である。
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